
パリミキHD、MBO実施で非公開化へ
株式会社パリミキホールディングス(7455、以下:パリミキHD)は、マネジメント・バイアウト(MBO)の実施を発表した。
株式会社ルネット(東京都港区)が公開買付け(TOB)により、パリミキHDの株券等を取得する。
一連の手続きが完了すれば、パリミキHD株式は上場廃止となる見通し。
ルネットは、国内外における投資事業、ヘルスケア事業を主たる事業として行っており、パリミキHDの代表取締役会長の多根幹雄氏が代表取締役社長を務める資産管理会社。
パリミキグループは、眼鏡の小売販売を主要事業として行っており、「パリミキ」や「金鳳堂」などのブランドで国内および海外で店舗を展開している。
背景・目的
パリミキHDは、団塊世代が市場から減少することや、若年層を中心とした近視の増加などによる市場環境の変化、材料費・物流費・人件費の上昇などを背景に、店舗の統廃合や新業態の店舗開発、海外事業の強化などを進めるうえで、短期的な業績・株式市場の評価に左右されない経営体制の構築を目指す。
買付け予定の株券等の数
| 株券等の種類 | 買付予定数 | 買付予定数の下限 | 買付予定数の上限 |
|---|---|---|---|
| 普通株式 | 27,393,827(株) | 7,982,900(株) | -(株) |
買付け等の期間
2025年11月13日(木曜日)から2025年12月25日(木曜日)まで(30営業日)
買付け等の価格
①普通株式1株につき、581円
②第5、7~9回新株予約権1個につき、1円








