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クボタ、施設管理などの見える化ソリューションに強みを持つマイスターを子会社化

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株式会社クボタ(6326)の100%子会社であるクボタ環境エンジニアリング株式会社(東京都中央区)は、株式会社マイスター(北海道函館市)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。

クボタ環境エンジニアリングは、浄水場、下水処理場、し尿処理施設、最終処分場浸出水処理施設、廃棄物処理施設、ポンプ施設の運転・維持管理業務受託及び設計・施工・補修、産業廃水・排ガス処理設備の設計・施工及びメンテナンスを行っている。

マイスターは、施設内の様々なメーター画像からAIが数値を自動で読み取り即時データ化する技術や、大容量3DデータをMRデバイスなどで現実空間に投影する技術など、「見える化ソリューション」に強みを持つシステム開発会社。社会インフラの維持管理分野において、O&M業務のDXを支える豊富な知見や技術を有している。

背景・目的

クボタグループは、水・環境の事業領域におけるソリューションを成長ドライバーのひとつとしており、機器売り中心から、O&Mやソリューションを中心としたビジネスへ転換することを進めている。

また、クボタ環境エンジニアリングは、AIやIoTなどICT技術を活用した上下水道施設や廃棄物処理施設などにおけるO&M業務のDXによる省力化・省人化の実現に向けて取り組んでいる。

2022年以降、クボタ環境エンジニアリングはマイスターと協業し、MRデバイスなどを活用した点検合理化技術やAIによる画像認識を活用した点検データシステム開発で協業してきた。

本件M&Aにより、クボタ環境エンジニアリングがこれまで培ってきたインフラ施設の運営維持管理ノウハウと、マイスターの持つ知見や技術を組み合わせることで、O&M業務のイノベーションを通じて、効率的で持続可能な水環境インフラの構築を実現していく。

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