事業承継セミナー

クボタ、子会社のクボタワークスとクボタサンベジファームを合併

更新日:

株式会社クボタ(6326)は、2025年1月1日に、クボタの特例子会社(※1)であるクボタワークス株式会社(大阪市浪速区)とクボタサンベジファーム株式会社(大阪市浪速区)の両社について、クボタワークスを存続会社として合併させ、社名を「クボタインクルージョンワークス株式会社」に変更することを発表した。

クボタワークスは、清掃業務、事務受託業務、名刺・文書など印刷業務、文書・郵便物などの仕分け・受発送業務を行っている。

クボタサンベジファームは、水耕栽培野菜の生産、販売を行っている。

背景・目的

クボタグループでは、人財の多様性を重視し、性別、年齢、障がいの有無、国籍などの違いを超えて一人ひとりが自らの能力を最大限に発揮できるような労働環境の整備を進めている。

障がい者雇用においては、クボタワークスおよびクボタサンベジファームの2社を中心に、「自立支援」をめざした雇用と職場環境づくりに取り組んできた。

この度の合併により、障がい者雇用の更なる推進、人財の交流・育成や職域の拡大を通じて、グループ全体のダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)(※2)を推進していく。

(※1)特例子会社:障がい者雇用の促進および安定をはかるため、事業主が障がい者雇用に特別に配慮をした会社
(※2)DE&I:ダイバーシティ(多様性)・エクイティ(公平性)&インクルージョン(包括性)

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

業務用・産業用機械製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、業務用・産業用機械製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

クボタに関連するM&Aニュース

クボタ、インド子会社のEscorts Kubotaの鉄道部品事業をインドSona BLW Precision Forgingsに譲渡

株式会社クボタ(6326)のインド子会社であるEscortsKubotaLimited(インドハリヤナ州)は、SonaBLWPrecisionForgingsLimited(インドハリヤナ州)との間で鉄道部品事業の譲渡契約を締結した。譲渡金額は160億ルピー(約290億円)で、2025年9月の手続き完了を見込んでいる。EscortsKubotaは、農業機械、建設機械、鉄道機械の製造・販売を行ってい

クボタ、米Bloomfield Robotics社をグループ会社化

株式会社クボタ(6326)と北米機械事業統括会社であるKubotaNorthAmericaCorporation(米国テキサス州、以下:KNA)は、BloomfieldRobotics,Inc.(米国ペンシルベニア州、以下:Bloomfield社)の株式を取得し、KNAの子会社とした。クボタは、トラクターやコンバイン、ホイールローダーなどの農業用機械や建設用機械の製造販売を主な事業とする世界有数の

クボタ、インド子会社を「Escorts Kubota(エスコーツクボタ)」に統合

株式会社クボタ(6326)は、同社のインド子会社3社の吸収合併が、2024年9月1日を効力発生日としてインド当局で承認されたことを発表した。EscortsKubotaLimited(インドハリヤナ州)を存続会社、KubotaAgriculturalMachineryIndiaPvt.,Ltd.(インドタミル・ナードゥ州)及びEscortsKubotaIndiaPrivateLimited(インドハ

トランスコスモスがクボタの中国システム子会社を買収

トランスコスモス株式会社(9715)は、株式会社クボタ(6326)の中国システム子会社である久保田信息系統(蘇州)有限公司(中国江蘇省、英語表記:KubotaSystems&Information(CHINA)Co.,Ltd.)の株式100%の取得する。トランスコスモスは、ITアウトソーシングサービスを展開している。デジタルマーケティングリサーチや、インターネット広告およびECサイト戦略の立案、運

クボタ、バッテリーシステム開発企業に出資

株式会社クボタ(6326)は、EV等の電動製品の性能向上に欠かせないバッテリーシステムの開発に強みを持つ台湾のスタートアップ企業、XINGMobilityInc.(台湾台北市、以下「XING社」)を傘下にもつ持株会社XINGTechnologyInc.(ケイマン諸島)に出資することを決定した。XINGTechnologyInc.傘下のXING社は、2015年設立。バッテリーシステムの開発、設計、製

この記事に関連するタグ

「合併・吸収合併」に関連するコラム

合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

M&A全般
合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

合併は企業の成長を加速させる手段として広く採用されていますが、そのプロセスにはリスクも潜んでいます。戦略的な選択が成功を左右する中、本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。合併は存続会社が権利義務を承継する「吸収合併」と、は全ての法人格が消滅し新会社が設立される「新設合併」の2種

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。吸収合併とは?吸収合併は、存続会社に消滅会社のすべての権利義務を包括的に承継させる合併手法の1つです。より効率的な経営を目指し、シナジー効果を創出することを目的に行われます。具体的には資産・負債や、取引先や従業員などが、消滅会社から存続会社へ包括的に承継されます。「包括的に承継される」とは、相続のように個々の承継手続きをとることなく、一

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。新設合併とは?新設合併とは、複数の組織や企業が合併し、新たな組織や企業を設立する合併手法です。一般的には、グループ内の企業を統合させることによるコスト削減や生産性の向上、事業規模の拡大などを目的に行われます。合併する複数の会社の法人格は消滅し

25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

広報室だより
25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

「M&Aは人助け」を信条に2008年から2022年までの間、買い手企業として計25社を譲受した大阪市のハシダ技研工業株式会社。火力発電所に使用されるガスタービン部品は高い技術力から、ゼネラル・エレクトリック(GE)社や三菱重工業など名だたる企業を取引先に持ち、自動ドアの自社ブランドも好調な製造業のグループ企業です。後継者のいない製造業を譲り受けながら成長を果たしています。事業はグループ売上高200

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。この記事のポイント買収は他企業の株式を取得し経営権を獲得する手法であり、迅速な事業展開が可能である。合併や子会社化と異なり、買収は株式の過半数以上を取得することで行われ、敵対的買収と友好的買収の2種類が存在する。買収の目的は売上拡大や事業多角

コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

M&A全般
コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

不透明な時代を生き抜くための戦略として、コングロマリット型経営は注目されており、国内ではその動きが活発化しています。本記事では、コングロマリットの特徴やメリットなどについて解説していきます。コングロマリットとはコングロマリット(conglomerate)とは、異なる業種や産業に属する複数の企業が経営統合を行い、1つの大きな企業グループを形成することを指します。コングロマリットは、さまざまな事業分野

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年11月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード