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ダイキン、AIデータセンター冷却の米DDCS社の買収に向け基本合意

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ダイキン工業株式会社(6367、以下:ダイキン)は、100%子会社のダイキンアプライドアメリカズ社(米国ミネソタ州、以下:DAA社)を通して、Dynamic Data Centers Solutions社(米国カリフォルニア州、以下:DDCS社)を買収することに基本合意した。

ダイキンは、総合空調メーカー。空調・冷凍機、フッ素化学、油圧機器部品などの製造・販売を行っている。

DDCS社は、AI対応サーバーラック冷却機器および計装、保守メンテを含むトータルソリューションの提供を行っている。サーバーラック単位の個別空調で独自の冷却技術を持つ。

目的

本件M&Aにより、ダイキンは、AIデータセンターでのソリューションに本格参入し、データセンター市場での競争力を高め、事業拡大を図る。

ダイキンは、今回の買収により、DAA社が従来から強みとしている業務用大型空調機器や計装・制御などを組み合わせてデータセンター内の空間を冷却する方式に加えて、DDCS社が持つサーバーの個別冷却技術を取り込み、データセンターで求められるトータルなニーズに対応し顧客の課題解決に貢献していく。

今後、北米市場を皮切りにグローバルな事業展開を加速し、AIデータセンターの市場におけるリーダーシップを確立することを目指す。

日程

2025年8月下旬:買収完了予定

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