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住友林業、米大手の製材会社を買収

更新日:

住友林業株式会社(1911)は、7月1日、100%子会社のSumitomo Forestry America, Inc.(米国テキサス州)を通じて、北米大手の製材会社Teal Jones Groupより、Teal Jones Louisiana Holdings LLC(米国)の持分100%、その子会社のTeal Jones Plain Dealing, LLC(米国ルイジアナ州、以下:TJPD社)の持分57.05%を取得し、連結子会社化した。

住友林業グループは、森林経営から木材建材の製造・流通、戸建住宅・中大規模木造建築の請負や不動産開発、木質バイオマス発電まで「木」を軸としたグローバル事業を展開している。

TJPD社は、ルイジアナ州に保有する約100haの広大な土地と工場を活用し、住宅に使用するディメンション材(構造部材)等を製造している。

目的

本件M&Aにより、住友林業として初の米国木材コンビナート事業の展開を図る。

既存の米国分譲住宅事業・不動産開発事業やFITP事業との相乗効果で、米国市場での事業拡大を狙う。

日程

(TJPD 社)商業生産開始時期:2025年8月(予定)

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