株価算定シミュレーション

メイホーHD、建設業向け人材派遣のナスキーキャリアを買収

更新日:

株式会社メイホーホールディングス(7369、以下:メイホーHD)は、株式会社ナスキーキャリア(宮城県仙台市)の株式を、株式会社ナスキー(宮城県仙台市)から取得することを決定した。

メイホーグループは、人材関連サービス事業(技術者派遣、製造業派遣、一般事務派遣、警備業)、建設関連サービス事業(建設コンサルタント、測量等)、建設事業(総合建設業)、介護事業(デイサービス、居宅介護支援、住宅型有料老人ホーム)の4つの事業を営んでいる。
ナスキーキャリアは、有料職業紹介事業及び労働者派遣事業を行っている。

背景・目的

メイホーグループの一員である株式会社メイホーアティーボ(東京都千代田区)は、2003年より日本全国を対象として建設技術者派遣を営んでおり、今後のさらなる発展に向けて、ネットワークの拡大を目指している。

ナスキーキャリアは、仙台エリアを中心に、建設業向け人材派遣を強みとして地域に密着した人材・顧客基盤を有しており、本件M&Aを通じて、メイホーアティーボのもつ事業運営ノウハウや顧客基盤、メイホーグループの企業支援プラットフォームを活用することで、事業の発展を狙う。

人材関連サービス事業各社をはじめ、グループ各社とのネットワークを強化するとともに、経営基盤の安定化に取り組み、経済社会環境の変化に対応し、地域の雇用、活性化を目指す。

株式の状況

異動前の所有株式数 0株(議決権の数:0株)(議決権所有割合:0%)
取得株式数 400株(議決権の数:400個)
取得価額 株式会社ナスキーキャリアの普通株式 80,000千円
アドバイザリー費用等(概算額)   12,700千円
合計(概算額)           92,700千円
異動後の所有株式数 400株(議決権の数:400個)(議決権所有割合:100%)

日程

株式譲渡実行日:2025年5月1日(予定)

メイホーホールディングスに関連するM&Aニュース

メイホーHD、専門調査・研究・コンサルティング業の未来政策研究所を買収

株式会社メイホーホールディングス(7369、以下:メイホーHD)は、株式会社未来政策研究所(東京都品川区)の株式を取得し、子会社化することを決定した。メイホーグループは、中小企業支援に特化したプラットフォーム型ビジネスを展開しており、建設関連サービス事業、人材関連サービス事業、建設事業、介護事業を行っている。未来政策研究所は、専門調査・研究・コンサルティング業、地域活性化事業を展開している。目的本

メイホーHD、グループ内組織再編へ

株式会社メイホーホールディングス(7369、以下「メイホーHD」)は、グループ内組織再編の実施を発表した。メイホーグループは、建設関連サービス事業、人材関連サービス事業、建設事業、介護事業の4つの事業を展開している。組織再編の目的メイホーグループは、グループ各社への支援体制を強化する取り組みを進めている。その一環として、グループ各社に対する経営支援の質の向上を図るため、各中間持株会社の役割をメイホ

メイホーHD、子会社の今田建設HDと今田建設を合併へ

株式会社メイホーホールディングス(7369)は、完全子会社である今田建設ホールディングス株式会社(大阪府大阪市)を消滅会社、完全子会社である今田建設株式会社(大阪府大阪市)を存続会社とする吸収合併を行うことを決議した。今田建設ホールディングスは、経営管理業務を行う。今田建設は、建設業として建築、リフォームを行う。今田建設ホールディングスは、今田建設及びハーミット株式会社の経営管理を行ってきたが、メ

メイホーHD子会社のメイホーアティーボ、イギアルHDを買収

株式会社メイホーホールディングス(7369)は、子会社である株式会社メイホーアティーボ(東京都千代田区)がイギアルホールディングス株式会社(東京都渋谷区)の株式を取得することについて決議した。メイホーアティーボは、メイホーホールディングスの100%子会社として、人材関連サービス事業傘下の企業を管理・指導する中間持株会社としての機能を担う。イギアルホールディングスは、オフィスワークのアウトソーシング

メイホーエクステック、今田建設ホールディングスの株式取得へ

株式会社メイホーホールディングス(7369)は、完全子会社である株式会社メイホーエクステック(岐阜県岐阜市)が今田建設ホールディングス株式会社(大阪府大阪市)の全株式を取得することを決定した。メイホーホールディングスは、建設、人材、介護事業に関するサービスなどを展開している。メイホーエクステックは、建設事業傘下の企業を管理・指導する中間持株会社。今田建設ホールディングスは、経営管理業務を行っている

この記事に関連するタグ

「買収」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

TOB(株式公開買付け)は、市場外において上場企業の株式を直接買い付けるM&A手法の一つです。近年では、経営権の取得や企業再編、グループ化、MBOの手段としても注目されています。この記事では、TOBの基本的な仕組みやほかのM&A手法との違い、メリット・デメリットのほか、TOBの具体的な流れなどについて、わかりやすく解説します。この記事のポイントTOBは、市場を通さずに不特定多数の株主から株式を直接

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

個人でもM&Aはできる?メリット・活用サービス・契約の流れを解説

M&A全般
個人でもM&Aはできる?メリット・活用サービス・契約の流れを解説

経営者の高齢化や後継者不足といった社会背景を受け、近年では中小企業の事業承継が深刻な課題となっています。その中で注目されている個人でのM&Aは、従来の起業と比較して、初期投資や事業リスクを抑えて独立を実現できる点が特徴です。一方で、契約関係のリスクや従業員・取引先との関係構築といった課題も伴うため、適切な知識とサポートが求められます。本記事では、個人M&Aが注目される背景から、具体的なメリット・デ

M&Aのメリット・デメリットは?買い手・売り手別に解説

M&A全般
M&Aのメリット・デメリットは?買い手・売り手別に解説

M&Aは、企業成長や事業承継の有効な手段として注目されていますが、買い手・売り手それぞれにメリットとデメリットがあります。本記事では、M&Aの買い手・売り手双方の視点から、そのメリット・デメリットを詳しく解説するとともに、成功のためのポイントをご紹介します。さらに、M&Aが従業員や取引先、地域社会に与える影響と適切な対策についても触れ、M&Aを検討している経営者の方々が失敗を避けるための実践的な情

「買収」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード