M&Aニュース

スマレジ、リグアから「レセONEプラス事業」を譲り受け

更新日:

株式会社スマレジ(4431)は、株式会社リグア(7090)が営むレセONEプラス事業を譲り受ける。

スマレジは、クラウドPOSレジシステム「スマレジ」事業やWebサービスの企画運営などを手掛けている。

リグアは、接骨院・ヘルスケア産業の経営コンサルティング、支援を行っている。

事業譲受の理由

スマレジは、2023年9月13日に中期経営計画を更新し、「VISION2031」達成に向けた新たに市場細分化戦略を実施している。

市場細分化戦略では「小売店」「飲食店」の大分類だけだったターゲットのセグメントを「業種・業態」と「規模」で細分化し、特定業種へのアプローチを強化することで、セースルマーケティングコストの効率化やターゲット業種でのトップシェアの獲得を目指している。

今回、リグアから譲り受ける「レセONEプラス事業」は、接骨院をターゲットとした患者情報管理、レセプト計算、POS機能を併せ持ったソフトウェアであり、市場細分化戦略のひとつとして事業の譲り受けを決断した。

事業譲受の内容

■譲り受ける事業の内容
以下の2つの機能を併せ持つ「レセONEプラス事業」の開発・保守・販売
・接骨院向け患者情報管理ソフトウェア「Ligco POS&CRM」
・接骨院向けレセプト計算ソフトウェア「レセONE」

■譲り受ける事業の経営成績
売上高: 2023年3月期:398百万円、2024年3月期:233百万円
売上総利益:2023年3月期:45百万円、2024年3月期:未確定

■譲受価格及び決済方法
譲受価格:176百万円
決済方法:現金

事業譲受の日程

取締役会決議日:2024年4月16日
契約締結日:2024年4月16日
譲受実行日:2024年5月1日(予定)

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A・事業承継の動向はこちら

スマレジ・リグアに関連するM&Aニュース

スマレジ、Anyflowと資本業務提携へ

株式会社スマレジ(4431)は、スマレジ・ベンチャーズを通じて、Anyflow株式会社(東京都千代田区)に対して出資を行い資本業務提携を開始した。スマレジは、iPadなどのタブレットを利用したクラウドPOSレジ「スマレジ」を展開している。スマレジ・ベンチャーズは、スマレジが運営する、店舗向けソリューション事業等を展開する企業を対象に投資相談や投資を行うCVC部門。Anyflowは、SaaS事業者向

ヘルスケア・フィット、アクリーティブより療養費早期支払サービス事業を承継へ

株式会社リグア(7090)の連結子会社である株式会社ヘルスケア・フィット(大阪市中央区、HCF)は、アクリーティブ株式会社(東京都千代田区)の療養費早期支払サービス事業を、会社分割の方法により承継することを決定した。アクリーティブを分割会社とし、HCFを承継会社とする吸収分割。リグアは、接骨院などのヘルスケア産業の経営支援を行う問題解決型コンサルティングカンパニー。HCFは、療養費請求代行事業を行

スマレジ、決済サービスを提供する連結子会社ロイヤルゲートを吸収合併へ

株式会社スマレジ(4431)は、連結子会社である株式会社ロイヤルゲート(東京都港区)を吸収合併することを決定した。スマレジを存続会社、ロイヤルゲートを消滅会社とする吸収合併方式。スマレジは、タブレットPOS「スマレジ」をはじめとするウェブサービスの企画・設計・デザイン・開発・提供などを行っている。ロイヤルゲートは、マルチ決済サービスの開発、提供などを行っている。スマレジは、POSシステムと決済事業

リグア、日本ソフトウエア販売の全株式取得、子会社化へ

株式会社リグア(7090)は、日本ソフトウエア販売株式会社(大阪府大阪市)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。取得価額は、約283百万円。リグアは、接骨院ソリューション事業を展開している。顧客管理や保険請求のためのソフトウェア、自費施術提供のための機材、また、消耗品の販売やクレジットカードの決済手段など、コンサルティングを中心に様々な課題解決のツールを提供している。日本ソフトウエア販売は

スマレジ、マルチ決済サービス事業会社ロイヤルゲートの株式取得、子会社化へ

株式会社スマレジ(4431)は、株式会社ロイヤルゲート(東京都港区)の株式を株主大和ハウス工業株式会社(1925)より取得し、子会社化することを決定した。取得割合は、99.9%となる。スマレジは、販売データプラットフォーム運営・クラウドソリューション・投資・ITクリエイティブ・通販事業を展開している。「スマレジペイメント」の代理店業務行っている。ロイヤルゲートは、「マルチ決済プラットフォーム」であ

この記事に関連するタグ

「事業譲渡」に関連するコラム

事業譲渡のメリットとは?手続き、税金などわかりやすく解説

M&A全般
事業譲渡のメリットとは?手続き、税金などわかりやすく解説

事業の未来を築くため、経営者にとって重要な選択肢の一つとして挙げられるのが事業譲渡です。本記事ではどのような場合に事業譲渡がふさわしいのか、株式譲渡など他のスキームとの違いやメリット、手続きの流れや事例など、網羅的にご紹介します。日本M&Aセンターでは、事業譲渡をはじめ、様々な手法のM&A・経営戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちら

事業売却とは?会社売却との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
事業売却とは?会社売却との違い、メリット・デメリットを解説

複数の事業を展開する中で、不採算部門を整理し、主力事業へ経営資源を集中するなど、事業戦略の見直しを迫られる場合があります。このような場面で活用されるのが、事業売却です。事業売却は組織再編において有効な方法ですが、その特徴を十分に理解しておかなければ、かえってマイナスの効果を生みかねません。本記事では、事業売却の概要、メリット・デメリットなどをご紹介します。日本M&Aセンターでは、事業売却をはじめ、

会社売却をしたら退職金はどうなる?

M&A全般
会社売却をしたら退職金はどうなる?

会社売却後に退職する場合、退職金はもともとの規定が引き継がれるのでしょうか。支払われる金額や方法、時期などに変化が生じるのでしょうか。本記事では、会社売却にともない退職者が出た場合の従業員や役員の退職金、注意すべきポイントについて解説します。@sitelink退職金とは退職金とは、従業員の退職時に雇用主である会社が支払う金銭のことで、通常の給与や賞与とは別に支給されるものです。退職金制度の導入は法

会社売却後どうなる?会社、社長、社員への影響を解説

M&A全般
会社売却後どうなる?会社、社長、社員への影響を解説

中小企業のオーナー経営者が会社売却を検討する際「売却した後、関係者に与える影響が一番気がかり」と考える人は少なくありません。本記事では、中小企業が会社売却をおこなう際、会社関係者、取引先などそれぞれのステークホルダーに与える影響、メリット、注意点についてご紹介します。日本M&Aセンターは1991年の創業以来、数多くのM&A・事業承継をご支援しています。中小企業のM&Aに精通した専任チームが、お客様

PEファンドを活用した事業承継とは?事例を交えて解説

M&A全般
PEファンドを活用した事業承継とは?事例を交えて解説

日本M&AセンターではPEファンドとのパートナー戦略をサポートする専門チームを社内に組成し、高度なコンサルティングサービスを提供しています。本記事では、過去に好評を博したセミナーの中から、ファンドへの譲渡(社長・経営陣が継続して関わる場合)に関する内容を抜粋してご紹介します。日本M&Aセンターではファンドと提携した専門チームが高度なコンサルティングサービスを提供しております。詳細ページより、専門チ

分社化するメリットとは?子会社化との違い、ポイントを詳しく解説

M&A全般
分社化するメリットとは?子会社化との違い、ポイントを詳しく解説

企業の規模に関わらず、専門性の強化、迅速な事業展開などを目的に分社化が行われています。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。日本M&Aセンターでは、様々な手法のM&A・経営戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちら分社化とは?分社化とは、複数の事業を持つ企業

「事業譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード