会社売却先シミュレーション

カカクコム、 実店舗情報サイト運営のPatheeの株式取得、子会社化へ

更新日:

株式会社カカクコム(2371)は、株式会社Pathee(東京都品川区)を株式取得により、子会社化することを決定した。取得価格は、アドバイザリー費用等も含め約522.8百万円。

また第三者割当増資を引き受ける。引受金額は、250百万円。
議決権所有割合は、株式取得により70.3%になり、第三者割当増資引き受けにより77.9%となる。

カカクコムは、購買支援サイト「価格.com」、レストラン検索・予約サイト「食べログ」をはじめとするサービスを展開している。

Patheeは、実店舗の情報サイト「Pathee.com」を運営している。他にも、チェーン向けデジタル販促ツール「STORECAST」なども提供している。

本件M&Aにより、カカクコムは、価格.comにおけるeコマースを中心とした情報に加え、実店舗での購買行動においても付加価値の高いサービスの提供を図る。また、インターネットメディアの運営ノウハウを共有することで「Pathee.com」のさらなる成長を目指す。

・今後の予定
株式譲渡実行日       2022年10月3日
第三者割当増資実行日    2022年10月31日

インターネット関連サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

カカクコムに関連するM&Aニュース

GENDA、映画情報サイト「映画.com」運営のエイガ・ドット・コムを子会社化

株式会社GENDA(9166)は、株式会社カカクコム(2371)から、株式会社エイガ・ドット・コム(東京都渋谷区)の発行済株式の100%を取得し、子会社化することを決定した。GENDAは、アミューズメント、カラオケ、キャラクター・マーチャンダイジング、フード&ビバレッジなどのエンターテイメント事業を展開している。エイガ・ドット・コムは、メディア事業(映画情報サイト「映画.com」の運営)、情報配信

カカクコム、生活領域のマッチングプラットフォーム提供のLiPLUSホールディングスを買収

株式会社カカクコム(2371)は、株式会社LiPLUSホールディングス(東京都渋谷区)の株式取得により子会社化することについて決定し、株式譲渡契約を締結した。なお、同社の資本金の額がカカクコムの資本金の額の10%以上となるため、カカクコムの特定子会社に該当することとなる。カカクコムは、購買支援サイト「価格.com」、レストラン検索・予約サービス「食べログ」、求人情報の一括検索サービス「求人ボックス

カカクコム、実店舗の情報サイト運営のPatheeを譲渡

株式会社カカクコム(2371)は、連結子会社である株式会社Pathee(東京都渋谷区)の保有株式の全てを、株式会社mov(東京都渋谷区)に譲渡することを決定した。カカクコムグループは、購買支援サイト「価格.com」、レストラン検索・予約サービス「食べログ」、求人情報の一括検索サービス「求人ボックス」などのサービス事業を展開する。movは、店舗支援事業、インバウンド事業を行っている。背景・目的カカク

KDDI(9433)とカカクコム(2371)、資本業務提携 新規事業創出へ

KDDI(9433)とカカクコム(2371)は、カカクコムが発行する株式の一部をKDDIが取得する資本・業務提携契約を締結した。KDDIによる株式取得先は電通(4324)からで、KDDIのカカクコム発行済み株式に対する所有割合は16.63%となる。KDDIは、通信事業を核として、コンテンツ、コマース、エネルギー、金融、教育といった生活インフラサービスを展開することで「通信とライフデザインの融合」を

カカクコム(2371)、高速バス比較サイト「夜行バス比較なび」運営LCL社の全株式取得

カカクコム(2371)は、株式会社LCL(東京都中央区)の全株式を取得し、連結子会社化することを決定した。LCLは、高速バスの最短ルートや最安値を比較する高速バス比較サイト「夜行バス比較なび」の運営等を行っている。同サイトは高速バス関連のポータルサイトにおいて国内最大級の利用者数を誇り、その属性は若年層が48%、女性比率は70%超である。本件M&Aにより、カカクコムは、価格比較領域におけるコンテン

この記事に関連するタグ

「第三者割当増資・株式譲渡・子会社」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(本記事は2022年12月に執筆されました。内容は当時の情報です。)(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

「第三者割当増資・株式譲渡・子会社」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード