会社売却先シミュレーション

キユーピー、シンガポールで食品・ワイン事業を行う中島董商店の子会社の株式取得へ

更新日:

キユーピー株式会社(2809)は、株式会社中島董商店(東京都渋谷区)の子会社、MINATO SINGAPORE PTE.LTD.(シンガポール、ミナトシンガポール)の株式を取得し、キユーピーの子会社とすることを決定した。
東南アジアにおける現地法人としては6社目となる。

キユーピーは、 ミナトシンガポールの株式を第三者割当増資の引き受けにより取得し、連結子会社とするとともに、会社名をKEWPIE SINGAPORE PTE.LTD.(キユーピーシンガポール)に変更する。
取得割合は、80%となる。

キユーピーは、調理・調味料事業、サラダ・惣菜事業、タマゴ事業、フルーツソリューション事業、ファインケミカル事業、物流事業を行っている。

中島董商店は、食品事業、ワイン事業、アセット事業、IT事業を展開している。オフィスビル等の不動産をはじめ、キユーピーグループの食品製造工場や、食料品製造設備等の資産の管理を行っている。

中島董商店の子会社であるミナトシンガポールは、シンガポールでの輸入酒類・食料品の販売を行っている。

本件M&Aにより、キユーピーは、東南アジの中心国であるシンガポールでキユーピーブランドを育成し、さらに販売強化を図る。また今後も、製造・輸入販売拠点を効率的に配置することにより、東南アジアでの展開を加速させる。

・今後のスケジュール
事業開始日 2020年10月1日

食品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

キユーピーに関連するM&Aニュース

キユーピー、フルーツ加工品の製造販売のアヲハタを株式交換により完全子会社化

キユーピー株式会社(2809)とアヲハタ株式会社(2830)は、株式交換を行うことを決定し、両社間で株式交換契約を締結した。キユーピーを株式交換完全親会社、アヲハタを株式交換完全子会社とする株式交換方式。また、本株式交換の効力発生日(2025年11月1日予定)に先立ち、アヲハタの普通株式は、株式会社東京証券取引所スタンダード市場において、2025年10月30日付で上場廃止(最終売買日は2025年1

キユーピー、TechMagicと資本業務提携契約締結

キユーピー株式会社(2809)は、TechMagic株式会社(東京都江東区)と資本業務提携契約を締結した。キユーピーは、「マヨネーズソース」その他一般ソース類、各種瓶缶詰食料品、食品添加物の製造販売等を行っている。TechMagicは、調理ロボット事業、業務ロボット事業を行っている。本提携により両社は、食品製造における業務自動化技術の開発に取り組み、食品工場全体における生産性の向上と人手不足への対

キユーピー、アメリカの子会社が所有するHENNINGSEN FOODSの全株式譲渡

キユーピー株式会社(2809)は、連結子会社であるKIFUKIU.S.A.CO.,INC.(アメリカ・カリフォルニア州、KIFUKI)が所有するHENNINGSENFOODS,INC.(アメリカ・ネブラスカ州)の全株式をPOSTHOLDINGS,INC.(アメリカ・ミズーリ州、POST)の子会社であるMichaelFoodsofDelaware,Inc.(アメリカ・ミネソタ州、MFI)に譲渡する事

キユーピー(2809)、新設子会社がポーランドのモッソ社より調味料製造・販売事業を譲受け

キユーピー(2809)は、ポーランドの調味料製造会社であるモッソ社(MossoKwaśniewscySp.J.)からマヨネーズなどの調味料を中心とした製造・販売事業を譲り受けることを決定した。キユーピーの登記申請中の新設会社「MossoKewpiePolandSp.zo.o.(モッソキユーピーポーランド)」とモッソ社が事業譲渡契約を締結した。キユーピーは、中国・東南アジアでの展開が順調に推移する一

キユーピー(2809)、アヲハタ株式(2830)を公開買付け

キユーピー株式会社(2809)は、アヲハタ株式会社(2830)の普通株式を公開買付けにより取得することを決定した。キユーピーは、アヲハタを現在の持分法適用関連会社から連結子会社化することを企図しているが、アヲハタの上場は維持される方針。アヲハタ取締役会は、本公開買付けに対し、賛同の意見を表明している。また、両社は、キユーピーのジャム・ホイップ・スプレッド等のパン周り商品販売事業を、会社分割により、

この記事に関連するタグ

「第三者割当増資・株式譲渡・子会社・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(本記事は2022年12月に執筆されました。内容は当時の情報です。)(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

「第三者割当増資・株式譲渡・子会社・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード