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三井製糖(2109)と大日本明治製糖が経営統合し、日本甜菜製糖(2108)と資本業務提携へ

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三井製糖株式会社(2109)及び大日本明治製糖株式会社(東京都中央区、大日本明治)は、三井製糖と大日本明治との経営統合及び、本経営統合後の持株会社と日本甜菜製糖株式会社(2108、日甜)との資本業務提携に関し協議を開始することをそれぞれ決定した。

三井製糖及び大日本明治は、三井製糖を株式交換完全親会社、大日本明治を株式交換完全子会社とする株式交換を行う。株式交換と同時に、三井製糖は、三井製糖の事業を承継する会社との間で会社分割を行うことにより、三井製糖の事業に関する権利義務等を承継させ、グループ経営管理及び資産管理事業を行う持株会社となる。
三井製糖の事業を承継する会社は、商号を「三井製糖株式会社」に変更する。本持株会社は、三井製糖の現在の証券コード(2109)で上場を継続する予定。

本提携により、製糖業界において長年の実績を有する3社は、本経営統合及び本資本業務提携により、これまで培ってきた生産技術、品質やコスト管理手法、物流・原料調達をはじめとする広範な経営ノウハウを結集し、安定的国内供給体制の基盤を強化するとともに、国際競争力を強化して企業としての成長を図る。

●今後のスケジュール
2020年9月末 最終契約の締結
2021年4月1日 本経営統合の効力発生日

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DM三井製糖ホールディングス、子会社のDM三井製糖と和田製糖の業務提携契約を締結し、資本提携に向けた協議へ

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DM三井製糖が、宅配弁当事業を展開するMuscle Deliを子会社化

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三井製糖の子会社ニュートリー、テルモの栄養食品資産を譲受

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三井製糖(2109)、中国の国有企業グループ・中糧グループの砂糖事業会社を持分法適用関連会社化

三井製糖(2109)は、中糧糖業遼寧有限公司(遼寧省、中糖遼寧)の持分20%を取得することを決定し、営口北方糖業有限公司(遼寧省、北方糖業)と持分取得に関する契約を締結した。また三井製糖はあわせて、中糖遼寧の親会社である中糧屯河糖業有限公司(北京市、中糧屯河)、北方糖業及び三井製糖の三社業務提携に関する契約を締結した。持分取得価額は約22億円。中糖遼寧の持分比率は中糧屯河70%、三井製糖20%、北

三井製糖(2109)、三井物産(8031)と共同でシンガポール・中東の精製糖販売会社の全株式取得

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