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東テク(9960)、太陽光発電子会社・ケーピーエネルギーの全持分を日本再生可能エネルギーへ譲渡

更新日:

東テク(9960)は、保有するケーピーエネルギー合同会社(東京都千代田区、KPE社)に対する全持分84.5%を日本再生可能エネルギー株式会社(東京都港区)に譲渡することを決定した。
これにより、KPE社は東テクの連結子会社から除外される。
譲渡価額は3,916百万円。

KPE社は「固定価格買い取り制度(FIT制度)」の下、栃木県矢板市において太陽光発電事業を推進すべく太陽光発電所の建設を進めている。東テクは、2017年3月にKPE社に出資し連結子会社化したが、九州地方で度重なる出力制御やFIT制度の動向等に加え、KPE社で進めている太陽光発電所の建設工事においてゲリラ豪雨による土砂崩落等も発生するなか、本件譲渡を検討していた。

日本再生可能エネルギーもまた、太陽光発電事業を行っている。

本件M&Aにより、東テクは、経営資源をコア事業である商品販売事業と工事事業に集中的に投下する等して、グループの収益性の一層の向上を図る。

●今後のスケジュール
契約締結日 2019年7月22日
持分譲渡実行日 2019年7月26日

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