M&Aニュース

日機装(6376)、Cryogenic Industriesグループ傘下4社の全株式取得

更新日:

日機装(6376)は、連結子会社である日機装インターナショナル株式会社(東京都渋谷区)及び新設子会社CRYOGENIC INDUSTRIES HOLDINGS, INC.(米国カリフォルニア州)を通じて、Cryogenic Industries,Inc.(同州)傘下の4社それぞれの全株式を取得することを決定した。

取得価額は合計で約490億円。

買収対象の事業会社4社はACD社(米国カリフォルニア州)、Cosmodyne社(同州)、Cryoquip社(同州)およびCryogenic Industries AG(スイス、CIS社)。この4社には子会社等があり、本件で計22社の株式を取得する。

日機装は、原油や天然ガス開発等の上流分野から、液化天然ガス(LNG)の輸送、石油精製や石油化学等の下流分野に至るまでの幅広い製品ラインアップを持つポンプ・システムメーカー。

Cryogenic Industriesグループは、傘下のACD社、Cosmodyne社、Cryoquip社において、産業ガスやメタン等の天然ガス分野の各種プラントに向けて様々な製品・サービスを展開している。

本件M&Aにより、日機装は、製品・サービスの強化やサービスネットワークの拡充等の事業シナジーの創出するとともに、産業ガスや水素を含むクリーンエネルギー等の新市場への参入を図る。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 平成29年8月

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

業務用・産業用機械製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、業務用・産業用機械製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

日機装に関連するM&Aニュース

日機装の連結子会CE&IGグループ、ドイツCRYOTEC社の株式取得

日機装株式会社(6376)の連結子会社であるNikkisoCleanEnergy&IndustrialGasesGroup(米国カリフォルニア州、以下CE&IGグループ)は、EPCHoldingGmbH(ドイツテューリンゲン州、以下EPCホールディング社)との間で、その傘下企業であるCRYOTECAnlagenbauGmbH(ドイツザクセン州、以下CRYOTEC社)の全株式取得について株式譲渡契約

日機装、独・和蘭の連結子会社の全株式譲渡、基本合意へ

日機装株式会社(6376)は、保有する連結子会社のLEWAGmbH(ドイツ、LEWA社)およびGevekeB.V.(オランダ、Geveke社)の全株式を売却することを目的とした基本合意書を締結することを決定した。株式譲渡契約を締結時、株式譲渡の相手先開示予定。日機装は、インダストリアル事業、航空宇宙事業、メディカル事業を展開している。連結子会社LEWA社は、日機装のインダストリアル事業製品の製造・

日機装(6376)、精密機器事業展開の連結子会社マイクロトラック・ ベルおよび Microtrac,Inc. の全株式をオランダのVerder International B.V.に譲渡

日機装(6376)は、連結子会社であるマイクロトラック・ベル株式会社(大阪市)およびMicrotrac,Inc.(アメリカ・ペンシルベニア州)の全株式をVerderInternationalB.V.(オランダ・ユトレヒト州)に譲渡することを決定した。日機装は、推進する事業の一つである精密機器事業において、連結子会社であるマイクロトラック・ベル株式会社およびMicrotrac,Inc.を通じて、粉体

日機装(6376)グループ、米国の深紫外線LED事業 AquiSense社の全株式取得

日機装(6376)は、連結子会社であるNikkisoAmerica,Inc.(米国カリフォルニア州)が、AquiSenseTechnologiesLLC(米国ケンタッキー州、AquiSense社)の発行済み全株式を新たに取得することを決定した。日機装は、水や空気の殺菌・消臭、医療用途の殺菌・治療、表面改質や樹脂/インク硬化用の光源、分析・計測機器向けの光源など、広範な用途での使用が期待される深紫外

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

株式譲渡とは?M&Aにおけるメリット、手続き、税金を解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおけるメリット、手続き、税金を解説

中堅・中小企業のM&Aで、最も多く用いられるスキームが株式譲渡です。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続きの流れ、税金についてM&Aに精通した税理士がご紹介します。日本M&Aセンターは株式譲渡をはじめ、様々なスキームのM&Aを経験・実績豊富なチームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお尋ねください。M&A・組織再編に関するご相談はこちらから株式譲渡とは株式譲渡は、譲渡対象企

小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

海外M&A
小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

本記事では、ベトナムでのM&Aの特徴と代表的な課題について解説します。(本記事は2022年に公開した内容を再構成しています。)比較的に小粒である、ベトナムM&A案件ベトナムのM&A市場は、ここ数年は年間平均300件程度で推移、Out-Inが全体投資額の約6~7割を占め、その中で日本からの投資件数はトップクラスです(2018年:22件、2019年:33件、2020年:23件)。興味深いことに、1件当

インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

海外M&A
インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

本記事では、クロスボーダーM&Aで最も重要であるPMIについて、インドネシアの場合を用いてお話しします。(本記事は、2022年に公開した記事を再構成しています)M&Aのゴールは“成約”ではありません。投資側の日本企業と投資を受ける海外の現地企業両社が、思い描く成長を共に実現できた時がM&Aのゴールです。特にインドネシア企業とのM&Aは、他のASEAN諸国と比較しても難易度は高く、成約に至ってもそれ

海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

海外M&A
海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

近年アジアなど成長著しい市場をターゲットに、海外M&Aを検討する中堅・中小企業は増えております。しかし、海外M&Aでは日本国内で実施するM&A以上にノウハウが不足していることが多く、海外M&Aを実施するハードルが高いと言わざるを得ません。そこで本記事では、日本M&Aセンター海外事業部の今までの経験を踏まえて、海外M&Aの内容や実施される目的、またメリットや注意点・リスクなどさまざまなポイントについ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2017年4月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30

月別M&Aニュース

注目ニュースワード