
丸紅、スペインの大手電力・ガス卸売・小売事業のFactor Energiaを買収
丸紅株式会社(8002)は、100%子会社のSmartestEnergy Limited(英国、以下:SEL社)を通じて、Factor Energia, S.A.(スペイン、以下:FE社)の株式85%を、約204百万ユーロ(約375億円)で取得した。
SEL社は、英国における電力卸・小売事業・蓄電池事業および傘下の米国、豪州事業の管理を行っている。
FE社は、スペイン、ポルトガル(以下、総称して:イベリア)およびメキシコ・ブラジル・チリなどの中南米において、電力・ガス卸売・小売事業を行っている。
背景・目的
イベリアの電力需要は、電化推進施策やデータセンターの増加などを背景に、2030年までに年率約3.9%の増加が見込まれている。
加えて、2030年に電力全体に占める再生可能エネルギー(以下:再エネ)由来の電力の割合を80%超まで高めることを目標としたエネルギー政策が進められており、再エネ電源の調達および再エネプランを中心とした小売サービスの重要性が高まっている。
また、中南米は、メキシコ・ブラジルを中心に市場規模が大きく電力自由化が進展しており、今後の成長が期待されている。
本件M&Aにより、SEL社の有する電力トレーディング・リスク管理および法人向け電力小売のノウハウと、FE社の保有する欧州イベリア地域や中南米での顧客基盤およびデジタルプラットフォームを融合することで、商品ラインナップの拡大や顧客サービス向上を図るなど付加価値を高めながら、電力・ガス小売事業の拡大を目指す。







