
ALSOK、ビルメンテナンス事業の平和管財を買収
ALSOK株式会社(2331)は、2025年12月3日付で、平和管財株式会社(東京都中央区)の株式の60%を取得する契約を、株式会社クボタ(6326)と締結した。
ALSOKは、国や地方公共団体、各種金融機関、一般事業者向けに、また、個人の顧客向けに多種多様な警備サービスを提供している。
平和管財は、ビルメンテナンス事業、警備・保安事業、施設管理事業、修繕・営繕事業、不動産事業を行っている。
背景・目的
ALSOKは、セキュリティ事業を起点に、リスクの多様化に応じて拡大していく顧客と社会の安全・安心ニーズに応えるため、建物の維持管理などに対応するファシリティマネジメント事業(以下:FM事業)など、セキュリティの枠に留まらず、社会に今まで以上の安全・安心を届ける意志を込め、ブランドスローガン「ALways Security OK」を「ALwayS OK」へ進化させている。
FM事業領域では、1966年にビルメンテナンス事業に参入後、M&Aや子会社間の合併などによって、建物設備の点検、修繕・リニューアル工事や防災業務、設備管理、清掃衛生管理などの業務をトータルで顧客に提供できる体制を構築している。
FM事業は、人材の確保、生産性の向上といった多くの課題に直面する事業環境にあり、本件を通じてこれらの課題に取り組み、ALSOKグループにおけるFM事業の拡大・強化を図る。








