
マイクロアド、中国広告代理事業の微告(上海)広告を子会社化
株式会社マイクロアド(9553)は、微告(上海)広告有限公司(中国上海市)の出資持分を取得し、連結子会社化することを決定した。
マイクロアドは、データとテクノロジーをかけ合わせたマーケティングプラットフォームを提供している。
微告(上海)広告は、広告代理事業を行っている。
背景・目的
マイクロアドは、微告(上海)広告を、現地における広告代理事業の開始を目的として、2011年にマイクロアドの連結子会社として設立した。
その後、事業を拡大していたが、新型コロナウィルスの拡大等により、グループ全体の事業の選択と集中のため、戦略的に株式の一部を現地パートナーに譲渡し、同時に、マイクロアドの台湾子会社へリソースを集中することで、台湾子会社を中心とした海外事業の拡大を行ってきた。
新型コロナウィルスの影響が落ち着いたことで、訪日観光客の増加に伴うインバウンドマーケティングの需要増加や、海外マーケットに対する新規事業の開始など、新たな事業機会の創出が可能になった。
特に日本国内のキャラクター等のIP(知的財産)と様々なメーカーとのコラボレーション商品を海外消費者向けに企画~販売する新規事業を、2025年度に新たに開始している。
その新規事業の新たな他国展開を目的として、改めて出資持分の取得による連結子会社化を決定した。
連結子会社化によって、中華圏におけるデジタルマーケティング事業の拡大と、新たに開始した物販事業の多国展開を加速していく。
株式の状況
| 異動前の所有割合 | 19% |
| 取得割合 | 81% |
| 取得価額※ | 微告(上海)広告有限公司の持分 122,000千円 アドバイザリー費用等(概算額) 7,986千円 合計(概算額) 129,986千円 |
| 異動後の所有割合 | 100% |
※取得価額に関しては、日本円での払込みを予定している。
日程
株式譲渡実行日:2025年12月(予定)







