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伊藤忠商事、医薬品の製造販売後調査を手掛けるファルフィールドから事業譲受け

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伊藤忠商事株式会社(8001)は、100%子会社であるエイツーヘルスケア株式会社(東京都文京区)を通じて、医薬品の製造販売後調査(PMS:Post Marketing Surveillance)事業を手掛ける株式会社ファルフィールド(東京都江東区)の事業を事業譲受により承継することを発表した。

伊藤忠商事は、大手総合商社。繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活、情報、金融の各分野において国内、輸出入及び三国間取引を行うほか、国内外における事業投資などを行っている。

エイツーヘルスケアは、医薬品・医療機器・再生医療等製品・ワクチン開発、製造販売後調査等、臨床研究受託事業を展開している。

ファルフィールドは、医薬品の臨床研究支援業務から製造販売後調査まで受託する医薬品開発業務受託機関(CRO:Contract Research Organization)。PMSを強みとする。

背景・目的

製薬業界において、医薬品が上市された後も、より安全で効果的な治療を実現するために改良を継続する「育薬」事業は、患者や医療従事者、製薬企業が協力して医薬品を「育てる」取組として、近年ますます重要視されている。

臨床試験で有効性・安全性は示されているものの、上市後に、幅広い患者を対象に使用実態に関するデータを継続的に収集・分析することで、承認時には把握が困難なリスクや、より適正な使用方法が明らかになり、医薬品ライフサイクルマネジメント(※1)の高度化に繋がる。

ファルフィールドは、PMSを強みとするCROとして、専門的知見と全国に広がる情報収集体制を活かし、多様な疾患領域における育薬事業を支えてきた。

伊藤忠商事は、様々な疾患領域における企業及び医師主導治験等を数多く受託するCROのエイツーヘルスケアを中心に、国内外の製薬企業の医薬品開発を支援している。

2025年4月に、エイツーヘルスケアは育薬エビデンスの創出を幅広く提供する専門組織を新設し、臨床研究やPMS、リアルワールドデータ(Real World Data、RWD)(※2)関連事業を統合し育薬分野の支援事業を強化している。

本事業承継を通じて、育薬分野における受託事業の体制を強化する。

日程

事業譲受日(効力発生日):2025年11月1日(予定)

(※1)医薬品ライフサイクルマネジメント:医薬品を長期間有効活用するために改良等を続けることを指す。具体的には、適応症の拡大や剤形の追加、用法・用量の改善によって製品価値を高め、製品の寿命を伸ばす。
(※2)リアルワールドデータ(Real World Data、RWD):日常の実臨床の中で得られる医療データの総称。RWDにはレセプトデータ、DPCデータ、電子カルテのデータ、健診データ、 患者レジストリデータ、ウェラブルデバイスから得られるデータなどが挙げられる。

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