THE WHY HOW DO COMPANY、インフラ専門機器の輸入・販売のグッドマンを子会社化
THE WHY HOW DO COMPANY株式会社（3823）は、株式会社グッドマン（神奈川県横浜市）の株式の100パーセントを取得し、子会社化することを決定した。
今期（2025年9月1日から2026年8月31日）におけるM&A第二号案件となる。
THE WHY HOW DO COMPANYは、スマートフォン向けサービス及びソリューションの提供、コンピュータに関する個人及び企業への教育、不動産賃貸（サブリースを含む）等を行っている。
グッドマンは、電気・通信・水道等のインフラ保守点検に使われる測定機・探索機の輸入販売・自社製造及びAI技術を用いた常時自動監視型漏水探索機などの事業を行っている。
背景・目的
全国の水道管の老朽化は深刻な社会問題となっており、その多くの管路は昭和30～40年代の高度経済成長期に整備されたもの。
全国的に地下配管の交換率は低水準にとどまっており、管路の交換・改修には極めて長い年月を要する状況にあり、交換にかかる莫大なコストが自治体の財政を圧迫し、対策の遅れや問題の先送りが続いているのが現状である。
このため、グッドマンの製品の需要は近年大幅に高まっている。
同社は、製造・修理部門の新設によるアフターサポート体制の強化など、製品開発から保守まで一貫した対応を可能とする体制を整備しており、社会インフラの維持管理分野で成長が期待される。
グッドマンの技術、製品開発力、顧客基盤、ブランド力に、THE WHY HOW DO COMPANYが有する経営管理体制、営業推進力およびAIバリューアップ本部のノウハウを融合することで、製品ラインアップの拡充、販売チャネルの多角化、事業運営の効率化やデータ活用による付加価値向上など、複数の領域での相乗効果を狙う。
本件は、WHDCグループにとって技術系事業ポートフォリオの拡充および社会インフラ領域における安定した収益基盤の確立に資するもので、企業価値の持続的な向上につながる重要な取組みと位置づけられる。
株式の状況
| 異動前の所有株式数 | 0株（所有割合：0％）（議決権所有割合：0％） |
| 取得株式数 | 200株（所有割合：100％）（議決権所有割合：100％） |
| 取得価額 | 非開示 |
| 異動後の所有株式数 | 200株（所有割合：100％）（議決権所有割合：100％） |
日程
株式譲渡実行日：2025年10月31日（予定）
