
三井物産、チリ最大手フリートマネジメント事業会社を完全子会社化
三井物産株式会社(8031)は、Inversiones Mitta SpA(チリ、以下:Mitta社)を完全子会社化した。同社への出資比率を2021年に60%、2022年に80%へ段階的に引き上げ、今般残りの全株式を取得した。
三井物産は、大手総合商社として、金属資源から化学品、食料と多種多様な商品を販売し、事業を多角的に展開している。
Mitta社は、自動車オペレーティングリース(BtoB)を鉱業、エネルギー、農林水産業、小売業向けに提供するとともに、自動車レンタル(BtoBおよびBtoC)事業を展開している。チリ最大手のフリートマネジメント事業会社であるAutorentas del Pacifico SpAを傘下に持つ。
目的
三井物産は、初回出資以降、デジタルプラットフォームソリューション(特にコネクテッドフリート導入)で、Mitta社と協働してきた。
今後、三井物産とMitta社は、以下の取り組みを推進していく。
- 中南米地域での展開の推進(隣国ペルーにて展開しているMitta Peru事業とのシナジーの加速)
- EV/FCV(電気自動車/燃料電池自動車)、バイオ燃料活用を含むカーボンニュートラル実現に向けた取組推進
- コネクテッドフリートを活用した顧客側での安全性と業務効率の向上
- 中南米およびその他地域における顧客ニーズの変化に合わせたフリート管理サービスの提供







