株価算定シミュレーション

CYBERDYNE、ホンダチームを運営するドイツ子会社

更新日:

CYBERDYNE株式会社(7779)は、連結子会社であるLeyLine GmbH(ドイツ NRW 州、以下:LeyLine社)について、保有するLeyLine 社全株式を譲渡することを決議した。株式譲渡完了後、LeyLine 社は同社の連結子会社から除外される。

CYBERDYNEは、大学発ベンチャーとして誕生。医療、福祉、生活、職場を中心に、人・ロボット・情報系を融合複合した新領域「サイバニクス」の研究開発・製造・出荷を行う。2023 年3 月にLeyLine 社を連結子会社化。

LeyLine 社は、PETRONAS MIE Racing Honda Teamの運営、開発、製造、人材育成を行う。

株式譲渡の理由

CYBERDYNEグループは、グループ全体における経営資源の最適な配分と、LeyLine 社の今後の成長に向けた関わり方について慎重に議論を重ねた結果、同社株式を譲渡し、連結対象から外すことが最適な選択であるとの結論に至った。

今回の株式譲渡により、グループは経営資源をより効率的に活用し、収益性の改善を図りながら成長戦略を加速させるとともに、LeyLine 社は独立した経営体制のもとで柔軟な事業運営を行なうことが可能になる。

譲渡株式数、譲渡価額及び譲渡前後の所有株式の状況

異動前の所有株式数: 35,750株(議決権所有割合:63.6%)

譲渡株式数: 35,750株(議決権所有割合:63.6%)

譲渡価額 :非公開

異動後の所有株式数: −株(議決権所有割合:−%)

日程

株式譲渡実行日: 2025年2月28日(予定)

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

CYBERDYNEに関連するM&Aニュース

CYBERDYNE、ドイツLeyLine社を子会社化へ

CYBERDYNE株式会社(7779)は、LeyLineGmbH(ドイツノルトライン=ヴェストファーレン州、以下LeyLine社)の持分を一部取得するとともに、同社が実施する第三者割当増資引き受け、子会社化する。CYBERDYNEは、AIやIoH/IoTの技術を生かした医療・介護用ロボット「HAL」など、人・ロボット・情報系を融合複合した領域にて研究開発を行っている。LeyLine社は、レーシン

CYBERDYNE、米国完全子会社通じてRISE Physical Therapy,Inc.を買収、子会社化へ

CYBERDYNE株式会社(7779)は、米国完全子会社のCYBERDYNEUSAInc.(アメリカ)を通じて、RISEPhysicalTherapy,Inc.(アメリカ・カリフォルニア州、RISE)を買収して子会社化することについて、基本合意書を締結した。CYBERDYNEは、米国子会社が発行済株式の80%を保有する新会社(NewCo社)を設立し、このNewCo社がRISE社を統括・管理すること

CYBERDYNE(7779)、プレキシオンより光音響イメージング事業を譲り受け

CYBERDYNE(7779)は、株式会社船井興産の子会社であるプレキシオン株式会社(東京都千代田区)より、同社のPAI(光音響イメージング)事業の譲受を決定した。プレキシオンは、歯科用医療診断装置の開発、製造、輸出入及び販売を行っている。本件M&Aにより、CYBERDYNEは、医療分野の新しい画像診断デバイスの開発に向けた技術の強化を図る。

CYBERDYNE(7779)、医療用電子血圧計開発の志成データムと資本業務提携

CYBERDYNE(7779)と株式会社志成データム(東京都町田市)は、脳卒中・心筋梗塞等の生活習慣病の予防ビジネスについて、業務・資本提携を実施した。CYBERDYNEは、医療、福祉、生活分野におけるサイバニクス技術の活用を推進しており、ロボットスーツHAL®を開発した。その後、人工知能・環境認知機能を搭載した搬送ロボット・清掃ロボット、腰部負荷を低減するHAL腰タイプ等、新製品の開発を進めてい

CYBERDYNE(7779)、「3D触力覚技術」研究・開発のミライセンスと資本業務提携

CYBERDYNE(7779)と株式会社ミライセンス(茨城県つくば市)は、サイバニクス分野における「3D触力覚技術」応用に関する共同開発を前提として、業務資本提携を行った。サイバニクスとは、医療、福祉、生活分野を対象に、人と情報系とロボット系を機能的に繋ぎ、物理的・情報的・生理的インタラクションの実現に取り組む新しい学術分野。CYBERDYNEは、サイバニクス技術を活用した革新的サイバニックシステ

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・クロスボーダーM&A・事業ポートフォリオ」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

「株式譲渡・クロスボーダーM&A・事業ポートフォリオ」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード