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IHI、ボイラー子会社をタクマに売却

更新日:

株式会社IHI(7013)は,連結子会社である株式会社IHI汎用ボイラ(東京都中央区、以下:IBK)を,株式会社タクマ(6013)に譲渡することを決定した。

IHI汎用ボイラは、IHIグループの一員として、130年以上に亘り培ってきたボイラの技術により、貫流ボイラをはじめとした各種ボイラを数多くの顧客に提供している。

タクマは、各種ボイラ、機械設備、公害防止プラント、環境設備プラント、冷暖房ならびに給排水衛生設備の設計、 施工及び監理、土木建築、その他工事の設計、施工及び監理を行っている。

背景・目的

IHIグループは事業を「成長事業」,「育成事業」および「中核事業」に分類し,「中核事業」において,事業ポートフォリオの最適化を通じて創出される経営資源(投資に必要なキャッシュ・人材)を,「成長事業」および「育成事業」へ重点的に配分することで,変化する外部環境に対応しながら持続的な高成長を実現し得る企業体質への変革を目指している。

今後,カーボンニュートラルのニーズに対応した製品開発の激化や、他の分散型エネルギーソリューションとの競争が見込まれるボイラ業界において、IBK を持続的に成長させるため,IHIはタクマとIBKの譲渡に係る協議を重ねてきた。

IHIはタクマにIBKを譲渡し,両社の相互シナジーや継続的な成長投資を通じて競争力を強化することがIBK の持続的な成長に資するとの結論に至り、本件取引を行なうことを決定した。

株式の状況

異動前の所有株式数 800,000株(議決権所有割合:100.0%)
譲渡株式数 800,000株
譲渡価額 非開示
異動後の所有株式数 0株(議決権所有割合:0%)

日程

株式譲渡に関する決議日  :2024年10月28日
株式譲渡日:2025年4月1日(予定)

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