会社売却先シミュレーション

チェンジホールディングス、東光コンピュータ・サービスを完全子会社化

更新日:

株式会社チェンジホールディングス(3962、以下「チェンジHD」)は、東光コンピュータ・サービス株式会社(秋田県大館市)に一部出資をしていたが、今般、東光コンピュータ・サービスの発行済株式を全て取得し、完全子会社化することを決定した。

本案件は、SBIホールディングス株式会社(8473)の連結子会社であるSBI地域事業承継投資株式会社(東京都港区)との協働の取り組みとなる。

チェンジHDは、デジタル人材の育成支援や業務プロセスの革新及びデジタル化を担うNEW-ITトランスフォーメーション事業、DXによる地方創生の推進をミッションとするパブリテック事業を行っている。

東光コンピュータ・サービスは、業務ソフトウェア・システム開発、導入サポート及び機器販売、Web制作を行っている。

SBI地域事業承継投資は、後継者問題を抱える日本国内の中堅・中小企業への投資を目的として、ファンドを設立・運営している。

背景・目的

チェンジHDとSBI地域事業承継投資は、同社が運営する事業継承ファンド(SBI地域事業承継投資2号投資事業有限責任組合)にて、後継者問題を抱えるシステムインテグレーター業界の事業承継問題の解決のため、事業承継型のM&Aに取り組んできた。

2024年1月、SBI地域事業承継投資は、同ファンドの投資案件として、株式会社東光ホールディングス(秋田県大館市、以下「東光HD」)へ投資を実行した。チェンジHDグループは、東光HDグループの東光コンピュータ・サービスとの事業シナジーで更なる発展、地域活性化に貢献できると考え、同年3月にチェンジHDが発行済株式の14.5%を取得した。

チェンジHDは、資本業務提携による協業を行う過程で、相乗効果をより実現するために、東光コンピュータ・サービスの全ての株式を取得し、完全子会社化することとした。

チェンジHDと東光コンピュータ・サービスは、カーボンクレジット領域において全国で事業開発ができるよう努めていく。

経営コンサルティングサービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

チェンジに関連するM&Aニュース

チェンジホールディングス、M&A仲介事業のfundbookを買収

株式会社チェンジホールディングス(3962)は、株式会社fundbook(東京都港区)の発行済株式の全てを取得し、完全子会社化すること及び特殊当座借越契約を締結し、当該特殊当座借越による資金の借入を行うことを決定した。チェンジグループは、ビジネスモデル・業務プロセスのデジタル化及びデジタル人材の育成支援、並びに自立した持続可能な地域創生の共創などの事業を展開し、顧客に様々なソリューションの提供を行

チェンジホールディングス、デジタルアーツ子会社のデジタルアーツコンサルティングを買収

株式会社チェンジホールディングス(3962)は、2024年2月14日開催の取締役会において、デジタルアーツ株式会社(2326)の子会社であるデジタルアーツコンサルティング株式会社(東京都千代田区)の株式を取得し、子会社化することについて決議した。チェンジホールディングスは、「NEW-ITトランスフォーメーション事業」「投資事業」「パブリテック事業」において、ビジネスモデル・業務プロセスのデジタル化

チェンジホールディングス、イー・ガーディアンをTOB・第三者割当増資引き受けにて子会社化へ

株式会社チェンジホールディングス(3962)は、イー・ガーディアン株式会社(6050)に対し、公開買付け(TOB)と第三者割当増資の引き受けにて、連結子会社化すると発表した。■公開買付けの概要:買付け等の価格は、普通株式1株につき3,000円。買付代金は、12,950,448,000円。買付予定数の上限は、4,316,816株。買付予定数の下限は、3,742,904株。■第三者割当増資の概要:本公

チェンジホールディングス、ガバナンステクノロジーズを子会社化へ

株式会社チェンジホールディングス(3962)は、株式会社ガバナンステクノロジーズ(東京都港区)が実施する第三者割当増資の引受により同社株式を取得し、子会社化することを決定した。本件取引後、カバナンステクノロジーズに対するチェンジホールディングスの所有議決権割合は64.34%となり、ガバナンステクノロジーズはチェンジホールディングスの連結子会社となる。チェンジホールディングスは、グループにて企業・自

チェンジ、観光分野のコンサルティングを行うトラベルジップを子会社化へ

株式会社チェンジ(3962)は、株式会社トラベルジップ(東京都渋谷区)の株式を取得し、子会社化することを決定した。チェンジは、デジタル人材の育成や業務プロセスの革新およびデジタル化を支援するNEW-ITトランスフォーメーション事業、DXによる地方創生の推進をミッションとするパブリテック事業などを行っている。トラベルジップは、観光HP制作、保守、観光戦略立案コンサルティング、人材教育事業等を行ってい

この記事に関連するタグ

「買収」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

TOB(株式公開買付け)は、市場外において上場企業の株式を直接買い付けるM&A手法の一つです。近年では、経営権の取得や企業再編、グループ化、MBOの手段としても注目されています。この記事では、TOBの基本的な仕組みやほかのM&A手法との違い、メリット・デメリットのほか、TOBの具体的な流れなどについて、わかりやすく解説します。この記事のポイントTOBは、市場を通さずに不特定多数の株主から株式を直接

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

個人でもM&Aはできる?メリット・活用サービス・契約の流れを解説

M&A全般
個人でもM&Aはできる?メリット・活用サービス・契約の流れを解説

経営者の高齢化や後継者不足といった社会背景を受け、近年では中小企業の事業承継が深刻な課題となっています。その中で注目されている個人でのM&Aは、従来の起業と比較して、初期投資や事業リスクを抑えて独立を実現できる点が特徴です。一方で、契約関係のリスクや従業員・取引先との関係構築といった課題も伴うため、適切な知識とサポートが求められます。本記事では、個人M&Aが注目される背景から、具体的なメリット・デ

M&Aのメリット・デメリットは?買い手・売り手別に解説

M&A全般
M&Aのメリット・デメリットは?買い手・売り手別に解説

M&Aは、企業成長や事業承継の有効な手段として注目されていますが、買い手・売り手それぞれにメリットとデメリットがあります。本記事では、M&Aの買い手・売り手双方の視点から、そのメリット・デメリットを詳しく解説するとともに、成功のためのポイントをご紹介します。さらに、M&Aが従業員や取引先、地域社会に与える影響と適切な対策についても触れ、M&Aを検討している経営者の方々が失敗を避けるための実践的な情

「買収」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード