会社売却先シミュレーション

Sales Marker、オリックスグループと資本業務提携

更新日:

株式会社Sales Marker(東京都港区)は、オリックス・キャピタル株式会社(東京都港区)から出資を受けたこと、及び、オリックス株式会社(8591)と顧客紹介に関する業務提携契約を締結したことを発表した。

Sales Markerは、「顧客起点」でおこなう新時代の営業手法「インテントセールス(※1)」を実現する『Sales Marker(セールスマーカー)(※2)』の開発・提供を行っている。

オリックスグループは、法人金融、産業/ICT機器、環境エネルギー、自動車関連、不動産関連、事業投資・コンセッション、銀行、生命保険など多角的に事業を展開している。

(※1)インテントセールス:企業の検索行動からわかるニーズ(インテント)に基づき、顧客起点で行う新時代の営業手法。

(※2)Sales Marker:510万件を超える法人データベースと企業のインテントデータを組み合わせる事によって、今まさに自社のサービスを求めている企業を見つけ出し、キーマンに直接アプローチすることができるSaaSサービス。

背景・目的

Sales Markerは、インテントセールスを通じた企業の営業課題の解決を強みとしている。商談獲得率250%や売上300%など高い成果を創出しながら、顧客に感謝される営業活動への変革を通じて企業の成長を支援してきた。

オリックスは、祖業であるリース事業を起点に、多角的な事業を通じて培った強固な顧客基盤を全国に有し、各都道府県における企業の課題解決に強みを持つ。

本提携では、インテントセールスを通じた効率的な営業活動を推進することで、企業の労働力不足などの課題解決や持続可能な成長を支援していく。

資本提携の内容

Sales Markerは、第三者割当増資により、オリックス・キャピタルから1億円の出資を受ける。

業務提携の内容

Sales Markerは、オリックスと顧客紹介に関する業務提携を締結し、オリックスの全国の取引顧客に向けたSales Markerの販売提案などを共同で推進、インテントセールス浸透を目指す。

證券・投資・その他金融業界のM&A・事業承継の動向はこちら

この企業に関連するM&Aニュース

オリックス、グローバル金融サービス企業の米Hilco Tradingを買収

オリックス株式会社(8591)は、ORIXCorporationUSA(米国ニューヨーク州)が、HilcoTrading,LLC(米国イリノイ州、以下:Hilco社)の発行済み株式の71.4%を取得することを決定し、同社と持分譲渡に関する契約を締結したと発表した。同社は、2025年5月12日付で「HilcoTrading社のLLC持分の過半数取得(子会社化)に向けた覚書締結に関するお知らせ」を公表

オリックス、仮想デスクトップサービスのアセンテックに対しTOB実施へ

オリックス株式会社(8591)は、アセンテック株式会社(3565)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。子会社であるOPI・18株式会社(東京都港区)を通じて行われる。アセンテックは、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、アセンテック株式は上場廃止となる見通し。オリックスグループは、総合リース大手。金融、ICT機器、環境エネルギーなど多角的に事業を展開している。ア

オリックス、廃棄物最終処分場運営のジークライトをヴェオリア・ジャパン合同会社へ売却

オリックス株式会社(8591)は、オリックス資源循環株式会社(東京都港区)が保有するジークライト株式会社(山形県米沢市)の全株式を、ヴェオリアグループの日本法人であるヴェオリア・ジャパン合同会社(東京都港区)に譲渡した。ジークライトは、廃棄物の収集・運搬および最終処分を行う環境事業、ゼオライトの採掘・販売などを行う鉱山事業を展開している。ヴェオリア・ジャパン合同会社は、自治体および産業向け総合水事

オリックス、米Hilco Tradingの子会社化に向け覚書締結

オリックス株式会社(8591)は、2025年5月9日、ORIXCorporationUSA(米国、以下:OCU)が、HilcoTrading,LLC(米国イリノイ州、以下:Hilco社)のLLC持分の過半数の取得に向けて、Hilco社と法的拘束力のない覚書を締結することを決定し、同日付にて締結した。今後、オリックスは、本覚書の条件を反映させた法的拘束力のある持分譲渡契約の締結に向けて、交渉を進めて

NECキャピタルソリューション、オリックス債権回収ほか7社を買収

NECキャピタルソリューション株式会社(8793)の連結子会社である株式会社リサ・パートナーズ(東京都港区)は、オリックス債権回収株式会社(東京都港区)他7社の株式等の取得について決定した。また、オリックス債権回収の資本金がNECキャピタルソリューションの資本金の100分の10以上であるため、特定子会社に該当することとなる。リサ・パートナーズは、「投融資」と「アドバイザリー」という2つの機能に、「

この記事に関連するタグ

「資本業務提携・資本提携・業務提携」に関連するコラム

資本提携とは?業務提携との違いやメリット、流れをわかりやすく解説

経営・ビジネス
資本提携とは?業務提携との違いやメリット、流れをわかりやすく解説

企業の競争力を強化するために、一社単独ではなく、複数の企業がそれぞれ持つ経営資源を提供し合い、複合的なシナジー効果を目指す場合があります。このような形態の一つが、資本提携です。本記事では、資本提携の概要、メリットやデメリット、主な流れについて解説します。この記事のポイント資本提携は、企業が資金や技術を提供し合い提携関係を築く手法。一方の企業が相手企業の株式を取得して提携関係を築くケースが一般的。資

業務提携とは?メリット、資本提携やM&Aとの違いを解説

M&A全般
業務提携とは?メリット、資本提携やM&Aとの違いを解説

企業は、競争力の強化や市場拡大、イノベーションの促進、リスクの分散などを実現するために、業務提携を積極的に活用しています。本記事では、業務提携の概要、メリット、リスクや注意点、円滑に進めるためのポイントについてご紹介します。この記事のポイント業務提携の目的にはコスト削減や生産性向上があり、各企業の強みを活かしてシナジー効果を創出する。業務提携は資本移動を伴わず、業務委託とは異なり、双方の成長を目指

アライアンスの意味とは?使い方、M&Aとの違いをわかりやすく解説

経営・ビジネス
アライアンスの意味とは?使い方、M&Aとの違いをわかりやすく解説

アライアンスとはアライアンスとは、異なる企業や組織が協力関係を築き、共同で目標を達成するために提携することを指します。一般的には市場競争力の強化、リソースの共有、新たなビジネスチャンスの創出などを目的として行われます。英語(alliance)では「同盟」「提携」「連合」などの意味を持ち、この協力関係は、単なる取引以上の戦略的な意味合いを持つことが多く、長期的なビジョンを共有する過程が含まれます。こ

【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

広報室だより
【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

日本M&Aセンター、日刊工業新聞社共催「事業承継&高収益化戦略セミナー」が2021年12月に東京と大阪の2会場においてハイブリット形式(対面とオンライン)で行われました。製造業の高収益化と事業承継をテーマに、製造業に精通した日本M&Aセンターのコンサルタントが講師となって、中堅・中小企業の経営者向けに経営戦略のヒントを、事例を交えながら紹介しました。東京会場では、日本M&Aセンターダイレクトマーケ

新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

M&A全般
新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

業界経験豊富なM&Aのスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動きについて、プレスリリースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回はNTTドコモとマネックスグループ・マネックス証券のニュースを解説します。※本記事はYouTube動画の内容を抜粋・編集してご紹介します。日本M&Aセンターは上場企業、中堅・中小企業のM&A・企業戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。ご相談は無料、秘密厳

インドネシアで人気のお菓子“TRICKS”がM&Aで日本に上陸(記者発表会見レポート)

広報室だより
インドネシアで人気のお菓子“TRICKS”がM&Aで日本に上陸(記者発表会見レポート)

焼き菓子や珍味類の製造販売を行う銀の汐や、高級米菓の製造販売を行う三州製菓などをグループに持つミクシオホールディングス株式会社(本社:広島県呉市)が、インドネシアの上場会社で多くのヒット製品を持つ菓子メーカー「TAYSBAKERS」との資本業務提携を締結し、「TAYSBAKERS」の主力商品である“TRICKS”の日本独占輸入販売権を取得しました。2023年10月24日(火)に、両社が日本M&Aセ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード