株価算定シミュレーション

じげん子会社のブレイン・ラボ、LINE公式拡張ツール「+one step」開発のテイチャクを買収

更新日:

株式会社じげん(3679) は、連結子会社である株式会社ブレイン・ラボ(東京都港区)が株式会社テイチャク(東京都渋谷区)の全株式を取得し、子会社化することについて決議した。

ブレイン・ラボは、人材紹介・派遣会社向け業務用管理システムの開発・販売を行う。
テイチャクは、「+one step」の企画・開発・運営、社員の離職防止に関する業務を行う。

取得理由

テイチャクは、採用(マーケティングオートメーション)から離職防止までを一気通貫で支援可能なLINE公式拡張ツール「+one step」の企画・開発・運営を行う。過去に接点のある求職者への効率的なアプローチと、従業員の離職率引き下げを一つのツールで対応可能であることを特徴としており、主な顧客層は、人材紹介・派遣会社や、従業員の定着率を引き上げたい企業全般。

本株式取得により、人材紹介・派遣会社向けに業務用管理システムを提供する株式会社ブレイン・ラボとの協業を進め、商材ラインナップの拡充によるTAM(※)の拡張や新たな顧客基盤の獲得、及び既存顧客へのクロスセルを通じて収益拡大を図る。求職者の集客から採用、就業管理、定着支援までを一気通貫で提供できる総合的なサプライチェーンの構築及び強化を進める。 ※TAM:Total Available Market の略。ある事業が獲得できる可能性のある全体の市場規模。

日程

執行役員会協議   2024年3月19日
代表取締役社長決裁 2024年3月21日
契約締結日     2024 年3月21日 
株式譲渡実行日   2024 年3月28日(予定)

インターネット関連サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

じげんに関連するM&Aニュース

じげん、人材派遣事業のアルファスタッフを買収

株式会社じげん(3679)は、株式会社アルファ1グループ(愛知県名古屋市)から、株式会社アルファスタッフ(愛知県名古屋市)の株式を取得し、連結子会社化することを決定した。なお、アルファスタッフは、本株式取得における譲渡対象外事業(アミューズメント事業・福祉事業・不動産事業)も運営しているが、これらは株式譲渡実行日までに親会社等に移譲予定。じげんは、ライフサービスプラットフォーム事業を行っている。ア

じげん、薬剤師人材紹介事業のエニーキャリアを子会社化

株式会社じげん(3679)は、連結子会社である株式会社リジョブ(東京都豊島区)が、エニーキャリア株式会社(東京都中央区)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。リジョブは、求人メディア事業、キャリアデザイン事業、CSV推進プロジェクトを行っている。エニーキャリアは、薬剤師の人材紹介事業、薬剤師の求人サイト事業、調剤薬局事業を行っている。目的本件M&Aにより、薬局領域における顧客基盤を獲得する

じげん、人材紹介事業のアルティメイトリソーシズグループを買収

株式会社じげん(3679)は、連結子会社の株式会社タイズ(大阪府大阪市)が、アルティメイトリソーシズグループ株式会社(東京都港区、以下:URG)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。タイズは、有料職業紹介業、採用アウトソーシング事業、その他採用に関わる事業全般を行っている。URGは、コンサルティング会社及びメーカーを主な顧客として、RPO(採用代行)事業及び人材紹介事業を展開している。目的

じげん、旅行業界向けDX支援システム提供のUSAELを買収

株式会社じげん(3679)は、連結子会社の株式会社アップルワールド(東京都新宿区)が、株式会社USAEL(東京都豊島区)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。アップルワールドは、海外・国内ホテルの予約・手配、ホテルクーポン販売、海外・国内ホテル・旅行関連情報サービス、航空券の仕入、発券代行、精算事業、決済代行事業、旅行会社向けBPO事業を行っている。USAELは、旅行業界のDX化を推進する

じげん、子会社のアップルワールドとティ・エス・ディを合併

株式会社じげん(3679)の完全子会社である株式会社アップルワールド(東京都新宿区)は、じげんの完全子会社である株式会社ティ・エス・ディ(東京都新宿区)を2024年10月1日付で統合(吸収合併)した。また、統合に伴いCI(コーポレートアイデンティティ)を刷新し、コーポレートロゴをリニューアルしたことを発表した。アップルワールドは、海外・国内ホテルの予約・手配、ホテルクーポン販売、海外・国内ホテル・

この記事に関連するタグ

「買収」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

TOB(株式公開買付け)は、市場外において上場企業の株式を直接買い付けるM&A手法の一つです。近年では、経営権の取得や企業再編、グループ化、MBOの手段としても注目されています。この記事では、TOBの基本的な仕組みやほかのM&A手法との違い、メリット・デメリットのほか、TOBの具体的な流れなどについて、わかりやすく解説します。この記事のポイントTOBは、市場を通さずに不特定多数の株主から株式を直接

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

個人でもM&Aはできる?メリット・活用サービス・契約の流れを解説

M&A全般
個人でもM&Aはできる?メリット・活用サービス・契約の流れを解説

経営者の高齢化や後継者不足といった社会背景を受け、近年では中小企業の事業承継が深刻な課題となっています。その中で注目されている個人でのM&Aは、従来の起業と比較して、初期投資や事業リスクを抑えて独立を実現できる点が特徴です。一方で、契約関係のリスクや従業員・取引先との関係構築といった課題も伴うため、適切な知識とサポートが求められます。本記事では、個人M&Aが注目される背景から、具体的なメリット・デ

M&Aのメリット・デメリットは?買い手・売り手別に解説

M&A全般
M&Aのメリット・デメリットは?買い手・売り手別に解説

M&Aは、企業成長や事業承継の有効な手段として注目されていますが、買い手・売り手それぞれにメリットとデメリットがあります。本記事では、M&Aの買い手・売り手双方の視点から、そのメリット・デメリットを詳しく解説するとともに、成功のためのポイントをご紹介します。さらに、M&Aが従業員や取引先、地域社会に与える影響と適切な対策についても触れ、M&Aを検討している経営者の方々が失敗を避けるための実践的な情

「買収」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード