会社売却先シミュレーション

住友金属鉱山、カナダのNano One社に出資

更新日:

住友金属鉱山株式会社(5713)は、Nano One Materials Corporation(カナダ ブリティッシュコロンビア州、以下Nano One社)に出資し、電気自動車(EV)などに向けた電池正極材の製造技術の共同開発をはじめとする協業活動の実施に合意した。

出資額は約1,690万カナダドル(約19億円※)で、出資完了後のNano One社株式における持分比率は5%となる。 ※1カナダドル111円で換算。

住友金属鉱山は、車載用二次電池向けに正極材の生産・販売を行っている。

Nano One社は、リチウムイオン二次電池材料(正極材)の製造技術を開発している。

住友金属鉱山は、今回の出資と共同開発を通じて、電池材料事業のさらなる拡大と、「温室効果ガス排出量ゼロに向け、排出量削減とともに低炭素負荷製品の安定供給を含めた気候変動対策に積極的に取り組んでいる企業」の実現に向けた取り組みの強化を進める。

石炭石油製品製造販売・資源開発業界のM&A・事業承継の動向はこちら

住友金属鉱山に関連するM&Aニュース

住友金属鉱山、フィリピンのコーラルベイニッケル社を完全子会社化へ

住友金属鉱山株式会社(5713)は、ニッケル製錬子会社であるコーラルベイニッケル社(フィリピン、CoralBayNickelCorporation)の発行済み株式15.625%を、NickelAsiaCorporation(フィリピン、以下:NAC)より取得し、完全子会社化とすることを決定した。本件M&Aは、フィリピンにおける住友金属鉱山の事業パートナーであるNACと、コーラルベイニッケル社の運営

ケイミュー、住友金属鉱山シポレックスを買収

ケイミュー株式会社(大阪市中央区)は、住友金属鉱山株式会社(5713)から、住友金属鉱山シポレックス株式会社(東京都港区)の全株式を取得し、2024年10月1日付で完全子会社化した。住友金属鉱山シポレックスをケイミューシポレックス株式会社(東京都港区)としてグループに加える。ケイミューは、屋根材事業、外壁材事業、雨とい事業、海外事業、研究開発を行っている。住友金属鉱山シポレックスは、中高層建築物や

住友金属鉱山とヴァーレ・カナダ、インドネシアのニッケル鉱石採鉱のPTヴァーレ・インドネシアの株式の一部を売却へ

住友金属鉱山株式会社(5713)とヴァーレ・カナダ(トロント、以下「VCL」)は、住友金属鉱山とVCLが保有するインドネシア共和国のPTヴァーレ・インドネシア(ジャカルタ、以下「PTVI」)の株式の一部をインドネシアのPTミネラル・インダストリ・インドネシア(ジャカルタ、以下「MINDID」)に売却するとともに、PTVIが既存株主に実施する新株引受権無償割当により住友金属鉱山とVCLに割り当てられ

この記事に関連するタグ

「資金調達・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

海外M&A
インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

こんにちは、ジャカルタの安丸です。2025年におけるインドネシアのマクロ的な展望につき、私見を交えて解説させていただきます。(今回のこのコラムは、2025年1月8日に作成しています。)2024年の振り返り最初に2024年にインドネシアで起こった重要なイベントを、簡単に振り返ってみたいと思います。2024年はインドネシアにとって、重要なイベントが目白押しの1年でした。新大統領の就任10年振りの大統領

大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

広報室だより
大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

2024年9月、日本M&Aセンターグループの一員として新たな一歩を踏み出した「株式会社AtoGCapital」。新たなファンドコンセプトを持つ会社ですが、どのようなコンセプトなのか、その取り組みや設立への想いをAtoGCapital代表取締役の大槻昌彦さんに聞きました。※会社設立は2023年12月、ファンドの1号ファンド設立は9月20日、出資実行完了は2024年10月23日AtoGCapital代

資金調達とは?経営者が知っておくべき方法、メリットやポイントを解説

経営・ビジネス
資金調達とは?経営者が知っておくべき方法、メリットやポイントを解説

資金調達とは?資金調達とは、企業経営に必要な資金を様々な方法で調達することを指します。各調達方法の種類、特長を経営者が把握し、いざという時に判断できるようにしておくことは不可欠です。資金調達は運転資金のほか、事業の立ち上げや拡大、投資、リスク管理など、事業の安定と成長を実現するための重要な手段です。この記事のポイント主な資金調達方法には自己資金、融資、出資、資産の現金化、補助金、クラウドファンディ

ベンチャーキャピタル(VC)とは?種類、メリット・デメリットを解説

経営・ビジネス
ベンチャーキャピタル(VC)とは?種類、メリット・デメリットを解説

ベンチャーキャピタル(VC)とはベンチャーキャピタル(VentureCapital:VC)は、成長段階にある新興企業やベンチャー企業に対して出資する組織を指します。多くの新興企業は、事業を立ち上げる初期段階で資金が十分ではないケースが多くあります。ベンチャーキャピタルは、これらの企業が成長し、新しいアイデアやサービスを市場に持ち込むための資金調達や経営支援を通じて企業の成長を支援し、その成果によっ

資金繰りとは?悪化する原因、改善策をわかりやすく解説

経営・ビジネス
資金繰りとは?悪化する原因、改善策をわかりやすく解説

資金繰りとは資金繰りとは、会社の収支を管理し、事業を円滑に行うために「資金」の過不足を調整することを指します。ここでいう資金は「現金」や「預金」などすぐに支払いに使えるものを指します。一方、売掛金や貸付金、不動産などはすぐ支払いに使えないため資産ではありますが、資金にはなりません。企業経営では、売掛金のように手元にお金が入ってくるまでに時間を要する場合があります。資金繰りによって適切に資金が管理さ

ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

ベトナムの成長企業が日本の業界大手企業と戦略的資本提携を実施日本M&AセンターInOut推進部の河田です。報道にもありましたように、河村電器産業株式会社(愛知県瀬戸市、以下「河村電器産業」)が、DuyHungTechnologicalCommercialJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DH社」)およびDHIndustrialDistributionJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DHID社」)の株

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年9月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード