事業承継セミナー

アルヒ、株式交換によりSBIエステートファイナンスを完全子会社化へ

更新日:

アルヒ株式会社(7198)は、アルヒを株式交換完全親会社、SBIエステートファイナンス株式会社(東京都新宿区)を株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを決定し、両社の間で株式交換契約を締結した。

本株式交換の実行により、SBIエステートファイナンスはアルヒの完全子会社となる。アルヒは、SBIエステートファイナンスの普通株式1株に対して、アルヒ普通株式3,862株を割当交付する。

アルヒは、住宅ローンの貸し出し・取次業務、保険代理店業務、銀行代理業務を行っている。

SBIエステートファイナンスは、資金の貸付業務、保証業務、不動産の売買および賃貸、ならびにそれらの仲介を行っている。

アルヒは、今回のSBIエステートファイナンスの完全子会社化により、住宅ローンに対する需要のある顧客層への集客窓口だけでなく、SBIエステートファイナンスが持つ機能・サービスを通じて様々な顧客ニーズ起点での集客の可能性を見込む。

また、業務提携により取り扱いを開始しているSBIエステートファイナンスの不動産担保ローン、およびリースバック事業の収益を取り込むことで、収益源の多様化を期待している。

・今後の予定
本株式交換の効力発生日 2023年12月1日

證券・投資・その他金融業界のM&A・事業承継の動向はこちら

アルヒに関連するM&Aニュース

LIXILホームファイナンス、フラット35事業等をSBIアルヒに譲渡へ

株式会社LIXIL(5938)と、子会社である株式会社LIXILホームファイナンス(東京都千代田区)は、LIXILホームファイナンスが取り扱う「全期間固定金利住宅ローン【フラット35】」事業に係る契約上の地位及び貸付債権等を、SBIアルヒ株式会社(7198)に譲渡するために、2024年6月27日付で「地位譲渡契約書」及び「貸付債権等譲渡予約契約書」を締結した。LIXILは、ウォーターテクノロジー事

SBIアルヒ、「フラット35」事務受託事業のアルヒRPAソリューションズを吸収合併

SBIアルヒ株式会社(7198)は、2024年2月27日開催の取締役会において、完全子会社であるアルヒRPAソリューションズ株式会社(東京都港区)を吸収合併することを決議した。SBIアルヒを吸収合併存続会社、アルヒRPAソリューションズを吸収合併消滅会社とする吸収合併方式で、アルヒRPAソリューションズは効力発生日をもって解散する。SBIアルヒは、住宅ローンの貸し出し・取次業務、保険代理店業務、銀

アルヒ(7198)、シャープファイナンスより住宅金融支援機構住宅ローン【フラット35】事業を譲受

アルヒ株式会社(7198)は、シャープファイナンス株式会社(大阪府大阪市)の取り扱う「住宅金融支援機構住宅ローン【フラット35】」事業の譲り受けについて、「フラット35事業等に関する事業譲渡契約書」を締結した。アルヒは、国内最大手の住宅ローン専門金融機関で、債権管理回収を含む住宅ローン業務の実績と経験をもっている。シャープファイナンスは、各種リース事業・信用販売事業を展開。「住宅金融支援機構住宅ロ

この記事に関連するタグ

「親会社・子会社・株式交換」に関連するコラム

関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

経営・ビジネス
関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

関連会社に該当するかどうかは、議決権の割合によって定められています。本記事では関係会社や子会社との違いも含め、関連会社の概要についてご紹介します。関連会社とは?関連会社とは、親会社が議決権の20%以上を所有し「経営方針の決定に重要な影響を与えることができる会社」を指します。「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」で以下のように定義されています。~略~「関連会社」とは、会社等及び当該会社等

子会社化のメリットとは?関連会社との違い、子会社の種類など解説

M&A全般
子会社化のメリットとは?関連会社との違い、子会社の種類など解説

子会社化は事業の成長・発展に向けた経営戦略として多くの企業で行われています。本記事では、子会社化するメリット・デメリット、子会社の種類について詳しく解説します。子会社化とは?子会社とは、経営の意思決定機関(株主総会)が特定の会社(親会社)に支配された状態にある会社を指します。株主総会では、決算承認・配当金額・役員報酬などさまざまな事項を決定します。こうした会社の経営に関する重要な事項を決定する権限

株式交付とは?株式交換との違いやM&Aで活用するメリット・注意点を詳しく解説

M&A全般
株式交付とは?株式交換との違いやM&Aで活用するメリット・注意点を詳しく解説

株式交付制度は、令和3年3月1日に施行された「会社法の一部を改正する法律案」で、企業買収の手続きを合理化することを目的として新たに創設されました。本記事では、株式交付の仕組みや基本的内容を整理し、既存の株式交換との違いや、M&Aで活用する場合のメリット、注意すべき点について詳しくご紹介します。株式交付とは?株式交付は、M&Aなどにおいて買い手(譲受け企業)が他社を子会社化するために支払う対価として

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

株式交換とは?実施するメリット・デメリットや手続き、企業事例を解説

M&A全般
株式交換とは?実施するメリット・デメリットや手続き、企業事例を解説

企業間で行われる組織再編の方法の一つに株式交換があります。株式交換とは、100%の親子関係を生じさせる方法であり、企業グループ内の組織再編や上場企業のM&Aなどで用いられることがあります。本記事では、株式交換の基礎からメリット・デメリットを整理した上で、株式交換を行う場合の具体的な流れや税務処理・著名企業の実例などについて解説していきます。株式交換とは?株式交換とは、売り手側である譲渡企業の全株式

沖縄からM&A業務をサポート。スピアが取り組むM&A後のPMI

広報室だより
沖縄からM&A業務をサポート。スピアが取り組むM&A後のPMI

日本M&Aセンターグループとして初のM&Aを行い、2020年10月に株式会社企業評価総合研究所の子会社となった株式会社スピアは、2021年11月に創業25周年を迎えました。スピア取締役の宮城と社長室室長の永井に、M&A後のPMI(ポスト・マージャー・インテグレーション:M&A後の経営統合)について聞きました。日本M&Aセンターグループ初のM&Aで企業評価総合研究所の子会社にスピアでは74人(202

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年9月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード