株価算定シミュレーション

レスターホールディングス、AITジャパンの第三者割当増資を引受け、子会社化へ

更新日:

株式会社レスターホールディングス(3156)は、AITジャパン株式会社(東京都品川区、以下AITJ)の第三者割当増資を引き受け、連結子会社化すること(第三者割当増資後の持株比率:51.02%)を決定した。

レスターホールディングスは、デバイス、電子機器、エネルギー事業等を行うグループの持株会社。

AITJは、アジア最大級の半導体商社WPG Holdings Limited(台湾 台北、以下WPG)の子会社。半導体・電子部品の販売を行っている。

レスターホールディングスは、WPGをグローバル展開の最重要パートナーと位置づけ、両社子会社との合弁会社を通じて現地に根ざした販売・プロモーション活動を行っていた。

本件M&Aにより、AITJの更なる成長に向け、第三者割当増資を引受け同社の経営・財務基盤を強化するとともに、AITJを両グループのハブとし、取引先とのビジネス拡大・協業推進を加速し、グローバル市場におけるより一層のプレゼンス向上を目指す。

【狙うシナジー】
①日本市場におけるAITJ製品の販売強化、およびグローバル市場におけるレスターホールディングス製品・サービスの拡大
②AITJをキー拠点としたグローバルでローカルに根差したビジネス拡大
③AITJのグローバル・サプライチェーン・ネットワークを活用したより効率的且つ質の高いサービスの提供

・今後の予定
第三者割当増資引受日 2023年7月21日

電気・機械専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

レスターホールディングスに関連するM&Aニュース

レスター、子会社のバイテックグリーンエナジーを吸収合併へ

株式会社レスター(3156)は、完全子会社のバイテックグリーンエナジー株式会社(東京都港区)を吸収合併することを決定した。レスターを存続会社とする吸収合併方式で、バイテックグリーンエナジーは解散する。レスターは、半導体・電子部品の販売及び技術サポート、LSI設計開発、信頼性試験受託サービス、映像・音響・通信・計測のソリューション、設計・施工、保守エンジニアリング等を行っている。バイテックグリーンエ

レスターによるPCIホールディングスのTOBが成立

株式会社レスター(3156)による、PCIホールディングス株式会社(3918)の公開買付け(TOB)が2024年9月20日をもって終了した。応募株券等の総数(4,736,505株)が買付予定数の下限(4,480,000株)に達し、かつ、買付予定数の上限(4,480,000株)を超えたため成立している。PCIホールディングスは、2024年9月27日(本公開買付けの決済の開始日)付で、レスターの連結子

レスター、PCIホールディングスに対しTOBを実施へ

株式会社レスター(3156)は、PCIホールディングス株式会社(3918)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。PCIホールディングスは、TOBに対して賛同を表明している。レスターは、半導体や電子部品、電子機器などを卸売するエレクトロニクス総合商社。PCIホールディングス、ソフトウェア開発会社。自動車の組み込みシステムに強みを持っている。本公開買付けの目的PCIホールディン

レスター、子会社の共信コミュニケーションズ四国から映像・音響関連事業を承継

株式会社レスター(3156)は、2024年5月13日開催の取締役会で、同社の連結子会社である共信コミュニケーションズ四国株式会社(香川県丸亀市、以下「KYCOM四国」)の映像・音響に関する事業を会社分割によりレスターに承継させることを決議した。レスターを吸収分割承継会社、KYCOM四国を吸収分割会社とする吸収分割方式。レスターは、半導体・電子部品の販売および技術サポート、LSI設計開発、信頼性試験

レスターHD、都築電気傘下の4社を完全子会社化へ

株式会社レスターホールディングス(3156)は、都築電気株式会社(8157)の子会社で半導体を扱う4社(以下、対象会社)の株式を取得し、完全子会社化することを決定。都築電気との間で株式譲渡契約を締結した。【都築電気傘下の対象会社】・都築エンベデッドソリューションズ株式会社(東京都港区)・都築電産貿易(上海)有限公司(中国上海市)・都築電産香港有限公司(香港)・TSUZUKIDENSANSINGAP

この記事に関連するタグ

「第三者割当増資・子会社・持株会社・連結・シナジー」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

ビジネスでシナジーをどう生み出す?シナジーの種類、効果、有効な方法をわかりやすく解説

経営・ビジネス
ビジネスでシナジーをどう生み出す?シナジーの種類、効果、有効な方法をわかりやすく解説

ビジネスの世界では、シナジーは企業間の協力や統合によって生まれる相乗効果を指します。異なる企業や部門が連携することで、単独では得られない成果や価値を創出することが可能です。本記事では、シナジーの概念とその重要性、実現方法について探求します。この記事のポイントシナジーの種類には、事業シナジー、財務シナジー、組織シナジーがあり、各種の統合や提携を通じて相互に利益を追求することが重要。シナジーを生み出す

ホールディングス化とは?主なパターン、メリット・デメリットをわかりやすく解説

経営・ビジネス
ホールディングス化とは?主なパターン、メリット・デメリットをわかりやすく解説

ホールディングス化は、企業が持続的な成長や組織再編を行う際の選択肢の一つです。本記事では、ホールディングス化の概要や種類、メリット・デメリットなどについて解説します。この記事のポイントホールディングス化は、経営資源の最適化や迅速な意思決定を図る企業形態であり、600社以上の上場企業が採用している。メリットには経営の効率化、リスク分散、M&Aや事業承継の準備が含まれるが、デメリットとして管理コストの

子会社とは?グループ会社との違い、設立のメリットを解説

M&A全般
子会社とは?グループ会社との違い、設立のメリットを解説

子会社化とは?子会社とは、親会社により100%または過半数が所有されている法人(※)を指します。子会社は独立した法人格を持ちながら、親会社の戦略に基づいて運営されることが一般的です。子会社には「完全子会社」「連結子会社」「非連結子会社」の3種類があります。※50%未満の保有率でも、議決権の総数に対する議決権の数の保有割合とその他の一定の事由から子会社と判断される場合もあります。この記事のポイント子

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード