会社売却先シミュレーション

鶴見製作所、鶴見台湾の株式を追加取得し、完全子会社化へ

更新日:

株式会社鶴見製作所(6351)は、連結子会社である鶴見製作所股份有限公司(台湾 桃園市、以下 鶴見台湾)の株式を追加取得し、完全子会社化することを決定した。

本株式取得の対価として鶴見製作所株式を交付することとし、そのために、第三者割当による自己株式の処分も実施する。

鶴見製作所は、水中ポンプを主力とした各種ポンプ、環境装置と関連機器の製造・仕入・販売(輸出入を含む)・賃貸等の事業を行っている。

鶴見台湾は、水中ポンプを主力とした各種流体システム、環境保全機器の生産・販売を行っている。

鶴見製作所は、1997年9月に鶴見台湾を連結子会社化しており、グループ内における一層の連携強化や意思決定の迅速化を通じて、成長著しい海外マーケットにおけるグループの事業強化を目的に、本件M&Aを決定した。

・今後の予定
株式取得実行日  2023年6月15日
自己株式処分期間 2023年7月1日~2023年7月31日

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

鶴見製作所に関連するM&Aニュース

鶴見製作所、伊ポンプメーカーZENIT INTERNATIONAL S.P. A.を連結子会社化へ

株式会社鶴見製作所(6351)は、2024年5月13日開催の取締役会において、ポンプメーカーであるZENITINTERNATIONALS.P.A.(イタリア、以下「ZENIT社」)が鶴見製作所に発行済みの転換社債型新株予約権付社債(以下「本社債」)について、2024年7月(予定)にZENIT社株式への新株予約権を行使することを決議した。本社債の新株予約権行使によるZENIT社株式の追加取得により、

鶴見製作所グループのアロイテクノロジー、アロイ金属工業より一部事業を譲受けへ

株式会社鶴見製作所(6351)のグループ会社である株式会社アロイテクノロジー(大阪府大阪市)は、アロイ金属工業株式会社(大阪府八尾市)の各種ポンプ部材を主としたステンレス鋼・高クロム鋳鉄の製造・販売事業を譲り受けた。総投資額は、約1,000百万円。鶴見製作所およびグループは、水中ポンプを主力とした各種ポンプ、環境装置および関連機器の製造、仕入および販売(輸出入を含む)ならびに賃貸を行っている。グル

鶴見製作所(6351)、オーストラリアのポンプ販売会社TSURUMI AUSTRALIA PTY LTDの全株式取得

鶴見製作所(6351)は、TSURUMIAUSTRALIAPTYLTD(オーストラリア・パース)の全株式を取得することを決定した。オーストラリア西部には巨大鉱山市場が存在し、その市場でのポンプの需要が見込まれる。これまで、電機規格の問題等で、販売店による市場参入が困難な状況であったが、今般技術開発及び業務提携により参入が可能になったと判断し、鶴見製作所は本件を決断した。TSURUMIAUSTRAL

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・子会社・連結・自己株式処分」に関連するコラム

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(本記事は2022年12月に執筆されました。内容は当時の情報です。)(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

「株式譲渡・子会社・連結・自己株式処分」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード