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日本精工、英国でBKV事業を展開するSpectris Plc.を買収へ

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日本精工株式会社(6471)は、Brüel & Kjær Vibro(BKV)ブランドで知られるコンディション・モニタリング・システム(CMS)事業(BKV事業)を買収することを決定し、Spectris Plc.(イギリス・エガム)と譲渡契約を締結した。
買収価格は、約211億円。

日本精工は、総合軸受メーカーとして、幅広い分野で事業を展開している。

Spectris Plc.は、高度な精密機器、制御機器、科学分析器等の製造・販売を行っている。
BKV事業は、北海油田リグ(掘削機)の常時監視を祖業としてデンマークで創業、ポンプ、タービン、コンプレッサー、発電機などの回転機械向けの設備保全・状態監視ソリューションを、世界中の石油化学コンビナート、プラント、発電プラント、風力発電等で安心・安全な運転の実現と生産の革新の為に広く活用されている。

本件により、日本精工は、自動化・省人化・スマート化・環境対策等の社会的ニーズへの対応力の強化を図る。
また、BKV の優良な顧客基盤、技術、信頼のブランド、 CMS人材、事業開発に不可欠なビックデータのアクセスなどを活用することから、成長が期待される市場のCMS事業の開発を加速させる。

・今後のスケジュール
クロージング 2021年3月末

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