M&Aニュース

東京ガスのアメリカ子会社、アメリカのカテエナジー社より太陽光発電事業取得

更新日:

東京ガス株式会社(9531)の100%出資子会社であるTokyo Gas America Ltd.(米国・イリノイ州、東京ガスアメリカ)は、再生可能エネルギー開発事業者のカテエナジー社(アメリカイリノイ州)がアメリカテキサス州で開発を進めている最大出力63万kWの大規模太陽光事業「アクティナ太陽光発電事業」を取得することを決定した。

東京ガスは、ガス・電力の製造・供給および販売、海外事業、エネルギー関連事業(エンジニアリングソリューション事業、ガス器具、ガス工事、建設等)、および不動産事業を展開している。

東京ガスアメリカは、北米新規事業への投資および運営管理を行っている。

カテエナジー社は、米国再生可能エネルギー開発事業を行っており、アクティナ(Aktina)発電所をアメリカ・テキサス州ワートン郡で運営している。

本件により、東京ガスは、東京ガスグループにおいて、グループ経営ビジョン「Compass 2030」でCO2ネット・ゼロへの挑戦を掲げており、その実現に向け2030年における国内および海外での再生可能エネルギー電源取扱量500万kWの獲得を目指し、引き続き取り組む。

・今後のスケジュール
取得日 2020年8月6日

電気・ガス・水道業界のM&A・事業承継の動向はこちら

電気・ガス・水道業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、電気・ガス・水道業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

東京瓦斯に関連するM&Aニュース

東京ガス、米アーム・エナジーホールディングスの新設子会社に出資

東京瓦斯株式会社(9531)は、北米におけるガスマーケティング・トレーディング(以下「M&T」)事業※の推進にあたり、100%出資子会社の東京ガスアメリカ社を通じて、米国における子会社2社(TGAMトレーディング社及びTGアーム・インベストメント社)を設立することを決定した。併せて、北米におけるエネルギーマーケティング・インフラ事業を展開するアーム・エナジー・ホールディングス社(米国テキサス州以下

東京ガス、子会社との吸収合併および吸収分割で組織再編へ

東京瓦斯株式会社(9531)は、2024年4月1日を効力発生日として、完全子会社である東京ガスリブソリューションズ株式会社(東京都港区、以下「TGリブソル」)および株式会社スミレナ(東京都港区、以下「スミレナ」)をそれぞれ吸収合併すること、ならびに株式会社ヒナタオエナジー(東京都港区、以下「ヒナタオ」)の太陽光エネルギーサービス事業に関わる資産、負債および本事業に関する権利義務を吸収分割により承継

東京ガス、米国の系統用蓄電池事業の取得、子会社設立

東京瓦斯株式会社(9531)は、米国の系統用蓄電池開発事業者であるCleanCapitalPartners,LLC社(米国テキサス州)が米国テキサス州で開発を進めている最大出力174MWの系統用蓄電池事業「Longbow蓄電池事業」を取得することを決定した。本事業の取得にあたり、米国における子会社(TGLongbowHoldings,LLC及びその傘下の子会社)を設立し、当該子会社を通じて本事業を

東京ガス、子会社ニジオより液化天然ガス調達事業を承継

東京ガス株式会社(9531)は、完全子会社である株式会社ニジオ(東京都港区)が営む「プルートプロジェクトからの液化天然ガス調達事業」を、会社分割により承継する。東京ガスを承継会社とし、ニジオを分割会社とする吸収分割方式。東京ガスは、都市ガス事業の最大手。都市ガスの製造・販売、LNG販売、電気の製造・供給・販売などを行っている。ニジオは、天然ガス(液化天然ガスを含む)や電力の購入、および販売事業を行

東京ガス、米国グローバルサーモスタット社へ出資および協業

東京ガス株式会社(9531)は、完全子会社であるアカリオ・インベストメント・ワン社(米国カリフォルニア州)を通じて、グローバルサーモスタット社(米国コロラド州、以下GT社)に、日本のエネルギー企業として初めて出資するとともに、GT社との協業に向けた基本合意書を締結した。東京ガスは、都市ガス事業の最大手。都市ガスの製造・販売、LNG販売、電気の製造・供給・販売などを行っている。アカリオ・インベストメ

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・事業譲渡」に関連するコラム

小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

海外M&A
小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

本記事では、ベトナムでのM&Aの特徴と代表的な課題について解説します。(本記事は2022年に公開した内容を再構成しています。)比較的に小粒である、ベトナムM&A案件ベトナムのM&A市場は、ここ数年は年間平均300件程度で推移、Out-Inが全体投資額の約6~7割を占め、その中で日本からの投資件数はトップクラスです(2018年:22件、2019年:33件、2020年:23件)。興味深いことに、1件当

インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

海外M&A
インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

本記事では、クロスボーダーM&Aで最も重要であるPMIについて、インドネシアの場合を用いてお話しします。(本記事は、2022年に公開した記事を再構成しています)M&Aのゴールは“成約”ではありません。投資側の日本企業と投資を受ける海外の現地企業両社が、思い描く成長を共に実現できた時がM&Aのゴールです。特にインドネシア企業とのM&Aは、他のASEAN諸国と比較しても難易度は高く、成約に至ってもそれ

海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

海外M&A
海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

近年アジアなど成長著しい市場をターゲットに、海外M&Aを検討する中堅・中小企業は増えております。しかし、海外M&Aでは日本国内で実施するM&A以上にノウハウが不足していることが多く、海外M&Aを実施するハードルが高いと言わざるを得ません。そこで本記事では、日本M&Aセンター海外事業部の今までの経験を踏まえて、海外M&Aの内容や実施される目的、またメリットや注意点・リスクなどさまざまなポイントについ

タイでM&Aを検討する際に留意すること

海外M&A
タイでM&Aを検討する際に留意すること

本記事ではタイでのM&Aにおいてよく問題となる、タイ特有の留意点について解説します。(本記事は2023年2月に公開した内容を再構成しています。)※日本M&Aセンターホールディングスは、2021年にASEAN5番目の拠点としてタイ駐在員事務所を開設、2024年1月に現地法人「NihonM&ACenter(Thailand)Co.,LTD」を設立し、営業を開始いたしました。タイ王国中小企業M&Aマーケ

ベトナムM&Aの競争環境 引くてあまたの現地優良企業を獲得するには

海外M&A
ベトナムM&Aの競争環境 引くてあまたの現地優良企業を獲得するには

Xinchào(シンチャオ:こんにちは)!本記事では、ベトナムでのM&A投資における問題のひとつ、「厳しい競争環境」に関してお話させて頂きます。(本記事は、2022年11月に公開した記事を再構成しています。)独占交渉権とは「独占交渉権」とは、買手である譲受企業と売手である譲渡企業との間で、一定の間に独占的に交渉することができる権利の事です。一般的に買収ターゲット企業の選定後に、初期的な面談(対面/

海外M&Aにおける買収監査/DDチームの選び方

海外M&A
海外M&Aにおける買収監査/DDチームの選び方

本記事ではM&Aにおける終盤ステージである買収監査(デューデリジェンス)における留意点について解説したいと思います。ASEAN・中小M&Aにおける買収監査(デューデリジェンス)M&Aのプロセスでは基本合意契約を締結した後、最終契約に至る準備段階として買収監査が行われます。内容や期間はディールの規模や複雑性によって様々ですが、一般的に財務・税務・法務について専門チームに依頼します。また、場合によって

「クロスボーダーM&A・事業譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2020年7月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード