M&Aニュース

日機装(6376)、精密機器事業展開の連結子会社マイクロトラック・ ベルおよび Microtrac,Inc. の全株式をオランダのVerder International B.V.に譲渡

更新日:

日機装(6376)は、連結子会社であるマイクロトラック・ベル株式会社(大阪市)およびMicrotrac,Inc.(アメリカ・ペンシルベニア州)の全株式をVerder International B.V.(オランダ・ユトレヒト州)に譲渡することを決定した。

日機装は、推進する事業の一つである精密機器事業において、連結子会社であるマイクロトラック・ベル株式会社および Microtrac,Inc.を通じて、粉体計測機器を扱う事業を展開している。

Verder International社は、科学機器、実験器具、ポンプの製造および販売を行っている。

日機装は、主力事業との親和性や互いの成長戦略を鑑みた結果、両社が日機装グループから離れ、Verder International社のもと、事業の拡大・発展を目指すことがより最適であると判断し、本件に至った。

本件M&Aにより、日機装は、事業ポートフォリオを見直すことで、収益力の改善と更なる企業価値向上を図る。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 2019年6月中

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

業務用・産業用機械製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、業務用・産業用機械製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

日機装に関連するM&Aニュース

日機装の連結子会CE&IGグループ、ドイツCRYOTEC社の株式取得

日機装株式会社(6376)の連結子会社であるNikkisoCleanEnergy&IndustrialGasesGroup(米国カリフォルニア州、以下CE&IGグループ)は、EPCHoldingGmbH(ドイツテューリンゲン州、以下EPCホールディング社)との間で、その傘下企業であるCRYOTECAnlagenbauGmbH(ドイツザクセン州、以下CRYOTEC社)の全株式取得について株式譲渡契約

日機装、独・和蘭の連結子会社の全株式譲渡、基本合意へ

日機装株式会社(6376)は、保有する連結子会社のLEWAGmbH(ドイツ、LEWA社)およびGevekeB.V.(オランダ、Geveke社)の全株式を売却することを目的とした基本合意書を締結することを決定した。株式譲渡契約を締結時、株式譲渡の相手先開示予定。日機装は、インダストリアル事業、航空宇宙事業、メディカル事業を展開している。連結子会社LEWA社は、日機装のインダストリアル事業製品の製造・

日機装(6376)、Cryogenic Industriesグループ傘下4社の全株式取得

日機装(6376)は、連結子会社である日機装インターナショナル株式会社(東京都渋谷区)及び新設子会社CRYOGENICINDUSTRIESHOLDINGS,INC.(米国カリフォルニア州)を通じて、CryogenicIndustries,Inc.(同州)傘下の4社それぞれの全株式を取得することを決定した。取得価額は合計で約490億円。買収対象の事業会社4社はACD社(米国カリフォルニア州)、Cos

日機装(6376)グループ、米国の深紫外線LED事業 AquiSense社の全株式取得

日機装(6376)は、連結子会社であるNikkisoAmerica,Inc.(米国カリフォルニア州)が、AquiSenseTechnologiesLLC(米国ケンタッキー州、AquiSense社)の発行済み全株式を新たに取得することを決定した。日機装は、水や空気の殺菌・消臭、医療用途の殺菌・治療、表面改質や樹脂/インク硬化用の光源、分析・計測機器向けの光源など、広範な用途での使用が期待される深紫外

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡・選択と集中」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

日本ハムは、なぜマリンフーズを売却したのか?「事業の選択と集中」を解説

M&A全般
日本ハムは、なぜマリンフーズを売却したのか?「事業の選択と集中」を解説

M&A業界のキャリアが長いふたりが、世の中の動き、プレスリリースをもとに分析をするニュース解説動画がYouTubeでスタートしました。本記事では動画の内容をご紹介します。動画本編はこちらからご覧いただけます。西川:今年に入っていろいろなニュースがある中で、気になったのは「BIGBOSS」ですね。臼井:あぁ…BIGBOSS銘柄(笑)…、日ハムさんですね。西川:2022年2月9日、日本ハムの子会社の水

シンガポール進出4年目を迎えて

海外M&A
シンガポール進出4年目を迎えて

日本M&Aセンターの初のASEAN海外拠点として、2016年4月にシンガポールに事務所を開設した。以来3年間の活動で得たシンガポールのM&A動向について記したい。ASEANにおけるM&A件数推移下の図を参照いただきたい。近年のアジアにおけるIn-Outの件数推移である。2018年はシンガポール企業の買収が53件と、最も多い。単年に限ったことではなく、ここ5年ほどはASEANのM&Aにおいて最も日本

ASEAN地域におけるM&A事例紹介

海外M&A
ASEAN地域におけるM&A事例紹介

日本M&Aセンター海外支援室は、日本企業のアジア進出あるいは撤退の支援を第一段階として展開してきた。今や、第2段として、日本企業の現地資本企業(ローカル企業)の買収等、いわゆるIN-OUT案件を発掘、構築する段階に至っている。ここでは、第1段階の総括として、ASEAN2カ国で成約した案件、および第2段階の本格的IN-OUTの端緒となるであろう案件をご紹介する。CASE1インドネシア【背景】買手A社

株式譲渡とは?M&Aにおけるメリット、手続き、税金を解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおけるメリット、手続き、税金を解説

中堅・中小企業のM&Aで、最も多く用いられるスキームが株式譲渡です。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続きの流れ、税金についてM&Aに精通した税理士がご紹介します。日本M&Aセンターは株式譲渡をはじめ、様々なスキームのM&Aを経験・実績豊富なチームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお尋ねください。M&A・組織再編に関するご相談はこちらから株式譲渡とは株式譲渡は、譲渡対象企

「クロスボーダーM&A・株式譲渡・選択と集中」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2019年6月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30

月別M&Aニュース

注目ニュースワード