会社売却先シミュレーション

日本ハウズイング(4781)、シンガポールのファシリティマネジメント会社PROPELLを子会社化

更新日:

日本ハウズイング(4781)は、シンガポールのPROPELL INTEGRATED PTE LTD(PROPELL)の株式を取得し子会社化することを決定した。
議決権所有割合は80%で、取得価額は非開示。
日本ハウズイングは、本件完了後から3年を目途に20%を追加取得し、100%子会社化する予定。

日本ハウズイングは、日本国内においてマンションおよびオフィスビルの総合管理を中心に事業を展開している。1994年に進出した台湾、中国では順調に事業を拡大し、本年3月にはベトナムに進出するなど海外事業に積極的に取り組んでいる。

PROPELLは、シンガポールにおいて建築設備のエンジニアリングおよびファシリティマネジメントを手掛けている。

本件により、日本ハウズイングは、ベトナムおよびシンガポールを足がかりに、ASEANへの進出を加速させる。

●今後のスケジュール
契約締結日 平成28年12月27日
株式譲渡実行日 平成29年2月

ビルメンテナンス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

日本ハウズイングに関連するM&Aニュース

日本ハウズイングへのTOB(株式公開買い付け)、5月23日から実施

マルシアンホールディングス合同会社(以下「公開買付者」)は、2024年5月9日付「日本ハウズイング株式会社(証券コード:4781)の普通株式に対する公開買付けの開始予定に関するお知らせ」にて公表したとおり、2024年5月9日、日本ハウズイング株式会社(4781)の普通株式(以下「対象者株式」)を金融商品取引法及び関係法令に基づく公開買付け(TOB)により取得することを決定した。本公開買付けについて

日本ハウズイングが米ゴールドマン・サックスと組みMBOで株式非公開化へ

日本ハウズイング株式会社(4781)は、2024年5月9日開催の取締役会において、いわゆるマネジメント・バイアウト(MBO)の一環として行われるマルシアンホールディングス合同会社(以下「公開買付者」)による日本ハウズイングの普通株式に対する金融商品取引法及び関係法令に基づく公開買付け(TOB)に関して、2024年5月9日時点における日本ハウズイングの意見として、本公開買付けが開始された場合には、賛

日本ハウズイング、三井E&Sホールディングス連結子会社の全株式取得、子会社化へ

日本ハウズイング株式会社(4781)は、株式会社三井E&Sホールディングス(東京都中央区、三井E&S)から、連結子会社の株式会社MESファシリティーズ(千葉県市原市、MES)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。日本ハウズイングは、マンション管理事業、ビル管理事業、不動産管理事業、営繕工事業を展開している。三井E&Sは、機械・システム事業、船舶事業、海洋開発事業、エンジニアリング事業、IT

日本ハウズイング、給排水に関連した事業を行うメイセイの全株式取得、子会社化へ

日本ハウズイング株式会社(4781)は、株式会社メイセイ(埼玉県草加市)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。日本ハウズイングは、マンション管理事業、ビル管理事業、不動産管理事業、営繕工事業を展開している。メイセイは、給排水に関連した様々な設備や制御機器の保守・点検、調査・診断、清掃・洗浄、修理・工事業務を行っている。近年建物の高経年化を背景に、給排水設備に関する工事および保守点検のニーズ

日本ハウズイング(4781)、晴耕雨耕よりマンション管理委託契約上の地位を一部承継

日本ハウズイング(4781)は、会社分割(吸収分割)の方法により、晴耕雨耕株式会社(兵庫県尼崎市)が運営する一部のマンション管理委託契約上の地位を承継することを決定した。日本ハウズイングは本会社分割の対価として、現金59百万円を晴耕雨耕に交付する。晴耕雨耕は、本社所在地である阪神エリアに経営資源を集中させるため、一部のマンション管理事業の業務引継先を探していた。日本ハウズイングは、主力事業であるマ

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

「株式譲渡・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード