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9月27日、中小M&A研究教育センター開設記念シンポジウムを開催

広報室だより
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中小M&Aを体系的に研究する日本唯一の教育機関が整備されました。中小企業におけるM&Aを研究する「中小M&A研究教育センター」が神戸大学大学院経営学研究科に開設されました。開設を記念したシンポジウム「中小M&Aを通じた事業承継と事業活性化を考える」(日本M&Aセンターホールディングス協賛)が9月27日、神戸大学の出光佐三記念六甲台講堂(六甲台第一キャンパス)で開催されます。

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2022年4月、日本唯一の中小M&Aを研究する教育機関として、中小M&A研究教育センターは開設されました。現在、研究者から論文や研究費助成などを募り、2022年度後期にも活動が本格化されます。M&A仲介最大手の日本M&Aセンターホールディングスも人材協力や情報提供等で協力しています。

9月27日開催の記念シンポジウムでは、中小企業のM&Aを推進している官民の担当者のほか、神戸大学の研究者や実際にM&Aを経験した経営者らが集まり、企業の事業承継や成長戦略について議論します。「中小企業の事業承継への取り組み」や「中小企業にM&Aが必要な理由」をテーマに、中小企業庁の木村拓也財務課長や日本M&Aセンターホールディングスの三宅卓代表取締役社長の講演もあり、中小M&A研究教育センター長の忽那憲治教授も登壇します。2021年に発足したM&A仲介協会の理事によるパネルディスカッション「日本の中小M&Aの活性化に向けて」も予定され、登壇者と聴講者が情報交換できる懇親会(参加費有、事前登録者のみ)も計画されています。後継者不在や事業成長に悩む経営者を中心にM&A業界に関心を持つ学生にも役立つ情報をお伝えします。

神戸大学大学院経営学研究科長・経営学部長の國部克彦教授は「経営学研究科では、アントレプレナーのライフタイムバリュー最大化のための研究教育の推進を戦略的に進めており、本センターの役割はきわめて大きいものがあります。シンポジウムでは、本センターの社会的な役割について幅広く議論し、進むべき方向を提示したいと思います」と語ります。
シンポジウムは9月27日午後1時半から4時45分まで。会場参加とオンライン視聴が可能で参加費は無料。

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