日本M&Aセンター

M&A

日本M&Aセンター

MA Channel

ちょっとためになるコラム
その他 2018年12月12日

チームで働く。その意味、真剣に考えたことありますか?

“チームワークあふれる社会を創る”を理念に、チームワークを支えるソフトウェアを開発し続けるサイボウズ株式会社。同社が発信している“チームワーク”や“働き方改革”は、中堅中小企業経営者の皆様もよく耳にし意識するワードだと思います。

・・・ですが、

「会社自体が小さいからチームそのものだし、実際利益も出ているのだから、うまく回っているよ」
「働き方改革っていっても、自分の会社は小規模だからあまり関係ないや」

そう思って、実際に取り組むことを一歩置き去りにしている方も多いのでは?

実は、サイボウズではソフトウェアだけではなく、チームワークあふれる社会になるために自社が挑戦してきた働き方改革や制度・風土改革などの取組を研修事業を通して提供する『チームワーク総研』を2017年11月に設立しているんです!
今回は、サイボウズ チームワーク総研 統括ディレクターの和田武訓様に、“チームワークあふれる会社になる秘訣”をお伺いしました。

cybozu

(左)サイボウズ チームワーク総研 統括ディレクター 和田武訓様

インタビューアーは、日本M&Aセンター コーポレート・プロモーションチーム 副部長 豊田利恵(右)が務めました

―チームワーク総研とはどういう活動をしているんですか?

サイボウズの製品を開発・販売してきたり当社自身が働き方改革に取り組んだ経験を生かして、チームワークを醸成するためのノウハウを、研修事業を通じて企業の皆様に提供しています。
私は、サイボウズOfficeなどのマーケティング担当を経て、チームワーク総研の統括ディレクターになりました。

サイボウズOfficeは企業規模300名以下を対象としています。ユーザーの平均数は60名程度ですね。多くのお客様がグループウェアが入っていないお客様で、社員のスケジュール管理の必要性から導入を検討されています。
また、社長の世代交代のタイミングで導入を検討される会社も多いです。父から息子への事業承継ですね。社長の世代交代によって今までのやり方は変わります。社内のコミュニケーションも変わるわけです。IT/ソフトウェアの力を使って、会社の大きな変化に対応しようと考えるお客様が多くいらっしゃいます。


会社の風土は作れないけど、制度やツールは作ることができる

―社内コミュニケーションはチームワークに必要不可欠なポイントです。“チームワーク”や“働き方改革”と聞くと大きく捉えてしまいがちですが、そうやって考えるとツールを導入することも第一歩なのかもしれませんね。

そうですね。
よく、チームワーク総研での講演などで「働き方の多様性で大事なのは、風土と制度とツールです」とお話しさせていただくんですが、それを聞くと皆さん「風土かぁ・・・当社は古い体質だから無理だなぁ」とおっしゃるんですよね。
その時に私が言うのは、“風土は作るものではない”ということです。風土=目指すべき会社の姿ですから、その姿と目指して制度を作り、ツールを選択していくんです。風土は作れないけど、そのための制度は作ることができ、ツールも選択することができます。

間違ってはいけないのは、制度を作るのを目的にしてしまうこと。
「フリーアドレスにすればいいんでしょ」
「フレックスにすればいいんでしょ」
では、本来醸成したい風土は作れません。

“みんなが気持ちよく働きたいから、こんな制度を入れたい”というように、風土を醸成するために制度とツールを活用していくという視点が大切です。

cybozu

「多くの会社が制度を作ることに終始してしまう」と和田氏

会議の情報を公開すれば、議論が生まれ、制度は定着する

―“気持ちよく働く”っていいですね!しかし一方で、経営陣と現場ではその認識に乖離があることも多いのでは?

たくさんあります!日本企業の多くは慣習的に『部長会議』や『経営会議』と称して役職者のみを集めて会議をして実際の現場には決定事項のみ降ろすということが多く、これが乖離を生んでいるんですよね。

なので、私たちはまず「会議の情報を公開していきましょう」という提案をします。情報を公開することで、議論がオープンになり、制度は使われて定着していきます。

例えば、テレワーク制度を導入したけれど実際に活用されていない会社があるとします。
「テレワーク制度ができました」と部長会議で報告されれば、経営者は「よかった!これでまた働きやすい会社になった!」とコメントして終わります。これでは制度は定着していきません。制度が使いづらい現状は、部長会議ではなく現場にあります。
会議の情報が公開されれば、制度が活用できていない現状について議論する場ができ、「制度を定着するためにどうしたらいいか」と経営者も考えます。こうして全員を巻き込んで、制度は定着していき、働き方の多様性が生まれるのです。


同じカテゴリーの記事

MA Channel

人気コラム

最新のコラム

コラムカテゴリー

注目のタグ

メールマガジン登録

M&Aニュース

M&A用語集

まずは無料で
ご相談ください。

「自分でもできる?」「従業員にどう言えば?」 そんな不安があるのは当たり前です。お気軽にご相談ください。