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同業?、近くの相手?、M&Aでのベスト・マッチングの特徴は?

2017/02/22

【本記事の概要】

M&Aでは相乗効果が期待でき、売り手企業の社員が買い手企業に大切にされるマッチング・組合せの実現が重要ポイントの一つです。
一般的に、売り手と買い手が同一地域・同一業種の組合せよりも、それ以外の組合せの方が相乗効果が期待でき、売り手企業の社員が大事にされることが多いと考えられます。

【成功するM&Aのマッチング】

M&Aのマッチングについて、売り手と買い手のお互いの「地域」と「業種」の重なり具合がシナジー効果や社員管理にどう影響するかについて考えてみましょう。

◆シナジー効果は?

M&A成約後、売り手と買い手の双方が発展できるための重要ポイントの一つがシナジー(相乗)効果が発揮できるかどうかです。

売り手と買い手が同一地域・同一業種の場合、コストの削減には有利かもしれません。しかし、売り手が嫌うリストラをしないということであれば、購買力が大幅に強化でもされない限り、大きなコスト削減は難しいケースが多いようです。
一方、異なる顧客に提案したり、製品・ソリューションを組み合わせて提案したりなどの成長をめざしてのシナジーについては、一般的に同一地域・同一業種の組合せでない場合の方が有効のようです。販売面での拡大はコスト削減のような限界・制約はありません。

相乗効果の出やすい領域の図(業種×地域)

◆売り手企業とその社員を大事にするのは?

売り手企業のオーナー社長様は、会社と従業員を大事にしてくれる相手に譲渡したいというご希望をお持ちです。

では、売り手と買い手が同一地域・同一業種の場合にはどのようなことが考えられるでしょうか。

その場合、売り手と買い手はライバル関係にある可能性が高くなります。ライバル関係になくても、買い手が売り手企業の仕事内容や地域状況についてよくわかっているので、売り手とその社員を尊重しなければならない理由がなくなってきます。

そうすると、一般論ですが、相互に協力して一緒にやって行こうというマインドが生まれにくく、売り手従業員が大事にされないリスクが高まります。コスト削減のためのリストラも実施しやすい環境になりやすそうです。

【日本M&Aセンターのマッチング実績】

当社では、売り手のオーナー社長様の意を汲んでシナジー効果が発現しやすく社員を大切にしてもらいやすい広域・隣接業種マッチングを目指しています。
このマッチング方法は仲介する立場としては大変です。しかし単なるM&Aの成立を目指すのでなく、最高のM&Aの実現をお手伝いする上で重要なことと考えます。そんな当社の実績が以下の通りです。


日本M&Aセンターのマッチングエリア・業種分布(過去3年間平均)
  • 地域:都道府県単位
  • 業種:東京商工リサーチの3ケタ業種コード単位

日本全国で日々情報収集し、全ての譲渡案件について200名のコンサルタントがマッチングにおける「組合わせの妙」を競って考える当社ならではの傾向と考えます。

【まとめ】

例外はあるでしょうが、売り手と買い手が同一地域・同一業種の組み合わせは、ベストマッチングになりにくい場合が多いのではないでしょうか。広域かつ異業種マッチングの可能性を広げていくことが、ベストなM&Aへの近道となります。
ぜひ一度ご相談いただき、自社のM&Aの可能性を探ってみてください。