会社売却先シミュレーション

JVCケンウッド、ヘルスケア事業からの撤退を発表 

更新日:

株式会社JVCケンウッド(6632)は、セーフティ&セキュリティ分野の業務用システム事業における、ヘルスケア事業(以下:本事業)からの撤退を発表した。

JVCケンウッドは、モビリティ&テレマティクスサービス分野、セーフティ&セキュリティ分野、エンタテインメント ソリューションズ分野の事業等を営むこと、ならびにこれに相当する事業を営む会社の株式または持分を保有することによる当該会社の事業活動の管理を行っている。

背景・目的

JVCケンウッドは、2013年の医用市場への参入以降、医用画像表示モニターや手術室映像システムソリューションの提供、新医療事業などを展開してきたが、主要取引先の撤退や原材料価格の高騰などで業績が振るわなかった。

今期が最終年度となる中期経営計画「VISION2025」においては、成長性と資本効率性を指標とした事業ポートフォリオの再定義を掲げて、本事業を再構築事業に位置付け、新医療事業を事業譲渡するなど、事業改革を進めてきたが、収益性の改善および将来的な成長の見通しが立たないことから、本事業から撤退することを決定した。

事業撤退の概要

  • 医用画像表示モニターなどの生産・販売終了
対象製品 医用画像表示モニター、サージカルモニター、タッチパネル液晶モニター
製造拠点 株式会社JVCケンウッド長岡(新潟県長岡市東高見1丁目2番地1)
スケジュール(予定) 2026年09月末 生産終了
2026年12月末 販売終了
2031年12月末 保守サポート終了
  • Rein Medical GmbHの株式譲渡
    手術室映像システムソリューションの開発・販売などを手がけるRein Medical GmbH(ドイツ、以下:Rein Medical社)の全株式を、欧州地域の医療機器メーカーへの投資を進めているReinsberg Group a.s.(チェコ、以下:Reinsberg社)へ譲渡する株式譲渡契約を締結し、1月30日に株式譲渡を完了した。
    今後、Rein Medical社は、Reinsberg社の傘下で、引き続き手術室映像システムソリューションを中心とした事業を展開していく予定。

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

JVCケンウッドに関連するM&Aニュース

JVCケンウッド、IP無線事業の米San Luis Aviationを子会社化

株式会社JVCケンウッド(6632)は、SanLuisAviation,Inc.(米国カリフォルニア州、以下:SLA社)の株式を100%取得し、完全子会社化することを決定した。JVCケンウッドは、モビリティ&テレマティクスサービス分野、セーフティ&セキュリティ分野、エンタテインメントソリューションズ分野の事業等を行っている。また、これに相当する事業を営む会社の株式または持分を保有することによる当該

JVCケンウッド、中国Shanghai Kenwood Electronics Co., Ltd.の全出資持分を譲渡へ

株式会社JVCケンウッド(6632)は、ShanghaiKenwoodElectronicsCo.,Ltd.(中国上海、以下SKE)の全出資持分を譲渡する売買契約を締結した。JVCケンウッドは、モビリティ&テレマティクスサービス分野、セーフティ&セキュリティ分野、エンタテインメントソリューションズ分野の事業等を行う。また、これに相当する事業を営む会社の株式または持分を保有することによる当該会社の事

JVCケンウッド、クリエイティブナノシステムズの全保有株式をシスメックスへ譲渡

株式会社JVCケンウッド(6632)は、JVCケンウッドとシスメックス株式会社(6869)がバイオデバイスの開発・製造を目的に共同設立したクリエイティブナノシステムズ株式会社(兵庫県神戸市、以下CNS)の全保有株式について、シスメックスとの間で譲渡契約を締結し、同社への譲渡が完了した。JVCケンウッドは、モビリティ&テレマティクスサービス分野、セーフティ&セキュリティ分野、エンタテインメントソリュ

JVCケンウッド、オーストラリアでテクノロジーソリューションの開発事業を行うCodanに連結子会社Zetronの株式を譲渡へ

株式会社JVCケンウッド(6632)は、Zetron,Inc.(アメリカ・ワシントン州、Zetron)の全株式をCodanLimited(オーストラリア・サウスオーストラリア州、Codan)へ譲渡することを決定し、株式譲渡契約を締結した。譲渡価額は、45百万USD。JVCケンウッドは、オートモーティブ分野、パブリックサービス分野、メディアサービス分野の事業、ならびにこれらに相当する事業を営む会社の

JVCケンウッド(6632)、ADAS・ロボットの開発・販売事業のZMP及び合弁会社カートモの全株式を譲渡

JVCケンウッド(6632)は、保有する株式会社ZMP(東京都文京区)の全株式の譲渡することを決定した。また、ZMPと合弁で設立した株式会社カートモ(東京都文京区)の自社保有全株式もZMPに譲渡した。ZMPは、ADAS(先進運転支援)、自動運転技術開発用プラットフォームや、RoboCarシリーズ及びセンサ・システムの開発・販売など、ロボットの開発・販売を行っている。カートモは、車載CANデータクラ

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

株式譲渡とは? 基本の仕組みと税制改正によるM&Aへの影響を解説

M&A全般
株式譲渡とは? 基本の仕組みと税制改正によるM&Aへの影響を解説

株式譲渡は、中小企業のM&Aにおいて多く用いられる手法の1つです。中小企業の譲渡オーナーにとって魅力的だった株式譲渡益の税務優遇は、2026年度の税制改正により縮小し、売却後の手取りが「従来より減少する」方向で影響が想定されています。そのため税制適用の2027年を前に、中小企業M&Aでは「いつ譲渡するか」の見極めが今後ますます重要になると考えられます。本記事では、株式譲渡の基本や税制改正による影響

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きが今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2026年2月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728

月別M&Aニュース

注目ニュースワード