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ナブテスコ、鉄道車両用ドアシステム子会社のイタリアNabtesco Oclapをドイツ投資会社へ譲渡

更新日:

ナブテスコ株式会社(6268)の鉄道カンパニーは、100%子会社であるNabtesco Oclap S.r.l.(イタリア、以下:OCLAP社)の全発行株式を、DUBAG Investment Advisory GmbH社(ドイツ・ミュンヘン市、以下:DUBAG社)が運用助言を行うLenbach Equity Opportunity Ⅲ. GmbH & Co. KG(以下:LEOⅢファンド)へ譲渡することに合意した。

OCLAP社は、鉄道車両用ドアシステム、PSD(Platform Screen Door)を展開している。
LEOⅢファンドは、投資会社。

背景・目的

ナブテスコグループは、企業価値向上への取り組みの一環として、事業ポートフォリオマネジメントを進めている。

2013年にOCLAP社を買収し、欧州への鉄道車両用ドアシステムの拡販を進めてきたが、欧州の鉄道産業は堅調な成長を続けている中で、コロナ以降のコスト増に加え、欧州大手との厳しい競争環境が続いており、収益改善が課題となっていた。

鉄道カンパニーの経営資源配分や中長期的な欧州市場戦略を検討した結果、事業再建が必要となる企業への投資に強みを持つDUBAG社傘下に加わることが最適であるとの判断に至った。

日程

株式譲渡契約日:2025年12月19日
株式譲渡実行日(予定):2026年2月

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