
タウンズ、丸紅傘下のAIを応用した医療機器・サービス開発などのクレアボ・テクノロジーズを子会社化
株式会社タウンズ(197A)は、丸紅株式会社(8002)傘下のクレアボ・テクノロジーズ株式会社(東京都中央区)の全株式を取得し、完全子会社化することを決定した。
タウンズは、感染症POCTの大手。体外診断用医薬品、研究用試薬等の開発、製造及び販売並びに輸出入等を行っている。
クレアボ・テクノロジーズは、AIやその他先進的技術を適用した医療機器・サービスの開発、製造、販売・貸与、輸出入等を行っている。
背景・目的
タウンズは、中期経営計画の重要施策として「慢性疾患分野を対象とする新たな診断技術の導入」や「医療研究を加速するためのデータ活用基盤の構築」を進めている。
クレアボ・テクノロジーズの強みは、海外メーカーのAIなどの先進技術を応用した医療機器・SaMD(Software as a Medical Device)の発掘と目利き力、日本での薬事申請、保険収載、流通・販売、施設導入、顧客サポートまで一気通貫で行えるところである。
タウンズの中期経営計画においては、医療機器、SaMD分野への進出が重要なテーマの一つであり、クレアボ・テクノロジーズのSaMDに関する経験と実績は、タウンズの戦略を加速するものとの考えに至った。
本件M&Aを通じて、先進的な診断技術を提供するとともに、医療データを用いた新たな医療技術の研究基盤の構築を図る。
株式の状況
| 異動前の所有株式数 | 0株(議決権の数:0個)(議決権所有割合:0.0%) |
| 取得株式数 | 10,000株(議決権の数:10,000個)(議決権所有割合:100.0%) |
| 取得価額 | クレアボ・テクノロジーズ株式会社の普通株式 76百万円 アドバイザリー費用等(概算額) 7百万円 合計(概算額) 83百万円 |
| 異動後の所有株式数 | 10,000株(議決権の数:10,000個)(議決権所有割合:100.0%) |
日程
株式取得日:2025年12月(予定)








