
フジッコ、業務用惣菜販売のタイFB Food Service (2017) を買収
フジッコ株式会社(2908)は、双日株式会社(2768)から、FB Food Service (2017) Co., Ltd.(タイ、以下:FBF社)の株式を取得し、子会社化することを決定した。
また、株式取得と併せて、 SBCS Co.,Ltd、SMBC Management Service Co.,Ltd. 、SMSB Co.,Ltd.(以下:SBCSグループ)の3社と共同出資により、合弁会社たるフジッコ子会社 「FUJICCO FOODS ASIA CO., LTD.」(タイ、以下:FFA)を設立することも発表した。
フジッコは、各種食品の製造販売を行っている。
FBF社は、冷凍惣菜の製造・販売を行っており、コンビニなどのモダントレードや、レストランなどの業務用惣菜販売に強みを持つ。
双日は、自動車、航空・社会インフラ、エネルギー・ヘルスケア、金属・資源・リサイクル、化学、生活産業・アグリビジネス、リテール・コンシューマーサービスに関する製造・販売や輸出入、サービスの提供、各種事業投資等を行っている。
目的
フジッコは、グローバル展開により、コアビジネスの事業強化と中長期の収益基盤構築を進めており、その一環。
FBF社が、フジッコグループになることで、既存商品のみならず、フジッコの商品開発力を活かして、より健康で栄養に貢献する商品ラインアップの拡充や新たな販売チャネルの開拓を行い、タイ市場における事業の強化を図る。
異動の方法
フジッコは、SBCSグループと合同で、双日との間で、双日が保有するFBF社の株式を取得する契約(以下:本件契約)を締結する。
双日は、本件契約に基づき、フジッコに対しFBF社の株式30%(981,000株)を譲渡し、SBCSグループに対しFBF社の株式の51%(1,667,700株)を譲渡する。
その後、タイにおいてFFAが、SBCSグループから、SBCSグループが保有するFBF社の株式の全部(1,667,700株)を取得し、最終的にフジッコグループは、FBF社の株式を、フジッコが30%(981,000株)、 FFAが51%(1,667,700株)、フジッコグループ合計で81%(2,648,700株)を保有するため、FBF社はフジッコの連結子会社となる予定である。
株式の状況
| 異動前の所有株式数 | 0株(議決権の数:0個)(議決権所有割合:0.0%) |
| 取得株式数 | 981,000株(議決権の数:9,810個) |
| 取得価額 | 93,900千バーツ |
| 異動後の所有株式数 | 981,000株(議決権の数:9,810個)(議決権所有割合:30.0%) |
日程
本件契約締結日:2025年10月中旬(予定)
本件株式譲渡実行日:2025年11月3日(予定)







