株価算定シミュレーション

学研ホールディングス、講談社パルの新設分割会社を買収

更新日:

株式会社学研ホールディングス(9470)のグループ会社である株式会社学研エデュケーショナル(東京都品川区)は、株式会社講談社パル(東京都文京区)が2024年10月1日付で設立した分社型新設分割会社の発行株式すべてを、株式譲渡により取得し、株式会社学研Link(東京都品川区)として完全子会社化した。

学研エデュケーショナルは、教室事業、学習コンテンツ事業を行っている。

講談社パルは、講談社こども教室を運営している。

目的

本件M&Aにより、学研エデュケーショナル含む学研グループが運営するショッピングセンター内の学習施設拠点数は業界第2位となり、0歳~小学生までの会員数の増加が見込める。

また、各社が教室事業において蓄積してきた学びのノウハウ・データなどの活用を通じて、学研エデュケーショナル及びグループによる連携効果・付加価値の向上・顧客価値の最大化を図る。

株式会社学研Linkの概要

会社名 :株式会社学研Link
代表者 :代表取締役社長 山村優
所在地 :東京都品川区
設立  :2024年10月設立
資本金 :10,000,000円
事業内容:0歳からの幼児知育・小学生の国語・算数を指導するこども教室の運営

教育・学習支援(学習塾を除く)業界のM&A・事業承継の動向はこちら

学研ホールディングスに関連するM&Aニュース

学研HD、介護用品の販売・レンタルのパラメディカルをグループ化

株式会社学研ホールディングス(9470)のグループ会社であるメディカル・ケア・サービス株式会社(埼玉県さいたま市)は、2025年12月1日に、パラメディカル株式会社(千葉県東金市)をグループ化した。メディカル・ケア・サービスは、認知症ケアを専門とし、認知症高齢者対応のグループホーム「愛の家」を中心に、介護付有料老人ホーム「アンサンブル」「ファミニュー」など、多様な介護サービスを展開。海外では、中国

学研グループのTOASU、人材紹介事業のサンクスパートナーズをグループ会社化

株式会社学研ホールディングス(9470)のグループ会社である株式会社TOASU(東京都品川区)は、2024年9月30日に、株式会社サンクスパートナーズ(大阪府大阪市)より株式を譲り受け、同社がTOASUのグループ入りをしたことを発表した。TOASUは、人材育成サービス(各種研修コースの企画・開発・実施、コンサルティング、eラーニング、出版、イベント、オンデマンド配信)、組織開発事業を行っている。サ

学研グループ傘下のメディカル・ケア・サービス関西、グループホーム6事業所を譲受け

メディカル・ケア・サービス株式会社(埼玉県さいたま市)の地域子会社メディカル・ケア・サービス関西株式会社(大阪府泉大津市)は、2024年10月1日、株式会社ひょうま(島根県益田市)が運営していたグループホーム6事業所の営業権を譲り受け、運営を行うことを決定した。メディカル・ケア・サービスは、認知症高齢者対応のグループホームを中心に全国350以上の介護事業所を展開している。ひょうまは、仏壇、お仏具・

Gakken、桐原書店を過半数の株式取得・グループ会社化

株式会社学研ホールディングス(9470)グループの株式会社Gakken(東京都品川区)は、株式会社桐原書店(東京都北区)の発行済み株式の過半数を取得し、グループ会社化することを決定した。Gakkenは、グローバル事業、医療・看護出版コンテンツ事業、園・学校・社会人事業等を行っている。桐原書店は、検定教科書や学習参考書等の出版を行っている。目的現在、Gakkenと桐原書店両社が事業を展開する高校教育

学研HDグループの学研エデュケーショナル、講談社パルから「講談社こども教室」を事業承継

株式会社学研ホールディングス(9470)のグループ会社、株式会社学研エデュケーショナル(東京都品川区)は、株式会社講談社パル(東京都文京区)の運営する「講談社こども教室」の事業継承に関して、2024年6月14日(金)に基本合意した。今後は、学研エデュケーショナルの事業として、従業員、スタッフは継続して運営にあたり、会員へのサービスもこれまで同様に継続していく。学習教室市場の活性化に大いに寄与すると

この記事に関連するタグ

「買収・新設分割」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

TOB(株式公開買付け)は、市場外において上場企業の株式を直接買い付けるM&A手法の一つです。近年では、経営権の取得や企業再編、グループ化、MBOの手段としても注目されています。この記事では、TOBの基本的な仕組みやほかのM&A手法との違い、メリット・デメリットのほか、TOBの具体的な流れなどについて、わかりやすく解説します。この記事のポイントTOBは、市場を通さずに不特定多数の株主から株式を直接

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

会社分割とは?吸収分割、新設分割の違い、メリットや手続き、注意点を解説

M&A実務
会社分割とは?吸収分割、新設分割の違い、メリットや手続き、注意点を解説

会社分割とは、企業が事業の全てもしくは一部を切り離して別の会社に承継させるM&A手法の1つです。主に「新設分割」と「吸収分割」の2種類があります。本記事では会社分割の概要、種類、メリット・注意点についてご紹介します。この記事のポイント会社分割には新設分割と吸収分割があり、新設分割は新会社に事業を移転し、吸収分割は既存会社に事業を移転する。どちらも義務や権利が移転先に引き継がれる。会社分割のメリット

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

「買収・新設分割」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード