株価算定シミュレーション

AGCグループ、ロシア事業を譲渡

更新日:

AGCグループは、2023年2月よりロシア事業について譲渡の検討を行ってきたが、欧州時間の2月27日にロシアの実業家への譲渡を決定し、完了したことを発表した。本譲渡に伴い、AGCグループはロシア事業から完全に撤退することとなる。 譲渡金額は非公表。

【譲渡対象企業】
AGC Bor Glassworks JSC (建築用・自動車用ガラスの製造、販売)
AGC Flat Glass Klin LLC (建築用ガラスの製造、販売)

窯業界のM&A・事業承継の動向はこちら

AGCに関連するM&Aニュース

大日本塗料、各種フッ素樹脂塗料製造・販売のAGCコーテックを子会社化

大日本塗料株式会社(4611)は、AGC株式会社(5201)が保有するAGCコーテック株式会社(東京都千代田区)の全株式を取得し、子会社化することを目的とする株式譲渡契約書を締結した。大日本塗料は、塗料・ジェットインクの製造及び販売、各種塗装機器装置の販売、塗装工事等を行っている。AGCコーテックは、建築用・工業用・防食用各種フッ素樹脂塗料の製造販売、建築用仕上塗料・塗材の販売等を行っている。フッ

住友ベークライト、AGCグループのポリカーボネート事業を買収

住友ベークライト株式会社(4203)は、AGC株式会社(5201)とその子会社であるAGCポリカーボネート株式会社(愛知県知多郡)が運営するポリカーボネート事業を譲受することで合意した。住友ベークライトは、情報通信に関わる部材の開発を行う「半導体関連材料」、自動車用の部品やさまざまな機能を持った樹脂を開発する「高機能プラスチック」、商品包装や医薬品パッケージなど、生活に関わる製品を生み出す「クオリ

AGC、子会社のAGCロジスティクスを吸収合併へ

AGC株式会社(5201)は、連結子会社であるAGCロジスティクス株式会社(東京都千代田区)を合併することを決定した。AGCを存続会社とし、AGCロジスティクスを消滅会社とする吸収合併(簡易合併・略式合併)方式。AGCは、ガラス、電子、化学品、ライフサイエンス、セラミックス等の生産・販売を行っている。AGCロジスティクスは、AGCグループの国内物流業務全般及びグループ外企業への物流サービス販売を行

AGCの米国バイオ医薬品CDMO事業子会社、Novartis社より米国コロラド州に保有する遺伝子治療薬工場を買収へ

AGC株式会社(5201)のバイオ医薬品CDMO事業子会社であるAGCBiologics社(アメリカ)は、NovartisGeneTherapiesInc.(アメリカ、Novartis社)との間で、Novartis社がアメリカ・コロラド州ロングモント市に保有する遺伝子治療薬工場を買収する契約を締結した。現在、最終デューディリジェンスを実施しており、完了後にNovartis社から譲受ける予定。AGC

AGC、北米建築用ガラス事業を米国Cardinal Glass Industriesに事業譲渡へ

AGC株式会社(5201)は、北米建築用ガラス事業をCardinalGlassIndustries(アメリカ、Cardinal社)に譲渡することを決定し、Cardinal社と合意した。譲渡価額は、450百万USドルとなる。AGCは、ガラス、電子、化学品、セラミックスの開発や販売、新規事業開拓等の事業を展開している。Cardinal社は、アメリカで住宅向け窓・ドア用ガラスの製造・開発・販売事業を行っ

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

「株式譲渡・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード