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JX金属、タツタ電線をTOB、完全子会社化へ

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ENEOSホールディングス株式会社(5020)は、完全子会社であるJX金属株式会社(東京都港区)が、タツタ電線株式会社(5809)に対し株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。

ENEOSホールディングスは、石油元売りの大手。金属、石油・天然ガス開発にも強みを持つ。

JX金属は、資源の開発・製錬、先端素材の製造・開発、使用済み電子機器からのリサイクルなど、銅・レアメタルを中心とした非鉄金属に関する事業展開を行っている。
タツタ電線の発行済み株式の36.8%を保有している。

タツタ電線は、電線・ケーブル事業で培った技術を基に電子材料分野やエレクトロニクス、光部品など幅広い分野にて事業を展開している。

JX金属は、タツタ電線が高いシェアを持つ電気自動車やスマートフォン向けの銅関連部材で、JX金属が強みを強化できると判断し、本決定に至る。

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