株価算定シミュレーション

大日本印刷(7912)、アグレックスの子会社、ベトナムで日本語データ入力を主軸としたサービスを展開するBPO企業のAGREX (Vietnam) Co., Ltd.と資本業務提携

更新日:

大日本印刷株式会社(7912、DNP)と株式会社アグレックス(東京都新宿区)は、アグレックスの子会社AGREX (Vietnam) Co., Ltd.(ベトナム・ハノイ、AGV)にDNPが出資するための契約を締結した。これによりDNPはAGVと資本業務提携を実施する。

DNPは、1876年の創業以来、幅広い事業分野で多様な製品やサービスを提供する世界最大規模の総合印刷会社。企業や団体などから重要情報を預かり、各種通知物のデータプリントや申請書類の受付、コンタクトセンターの運営など、幅広いBPOサービスを提供している。BPOサービスにおいては、業務プロセス全体に必要な機能をワンストップで提供できることを強みとしている。

アグレックスは、BPO、SS、SIを柱とする総合情報サービス企業。
AGVは、アグレックスが2013年にベトナムハノイにオフショア拠点として設立した、日本語データ入力を主軸としたサービスを展開するBPO企業。アグレックスのBPOノウハウと、独自の連想入力方式や教育手法を流用することで、日本語を母国語としない人材でも日本語入力が可能となり、日本基準の高品質かつ高セキュリティなサービスを提供している。

本提携により、DNPは、オフショア拠点での安全かつ高品質な入力業務を実現させ、さらなる多様化が見込まれる日本国内からのオフショア需要に対して、高い品質と生産力を伴ったデータ入力事業の進化と拡大を目指す。

印刷業界のM&A・事業承継の動向はこちら

大日本印刷に関連するM&Aニュース

大日本印刷、生体認証システムのRubicon社を買収

大日本印刷株式会社(7912、以下:DNP)は、RubiconSEZC(ケイマン諸島、以下:Rubicon社)の株式譲渡契約を2025年6月17日に締結した。DNPは、2025年7月にRubicon社の株式を75%取得し、グループ会社化の手続きを完了する予定。DNPは、幅広い事業分野で多様な製品やサービスを提供する総合印刷会社。Rubicon社は、アフリカを中心に本人情報を登録・認証する政府向けI

大日本印刷、DNPエスピーイノベーションから営業・企画部門の事業を承継

大日本印刷株式会社(7912)は、完全子会社である株式会社DNPエスピーイノベーション(東京都北区)の営業・企画部門の事業を、会社分割(簡易吸収分割)の方法により、大日本印刷へ承継させること決定した。大日本印刷は、幅広い事業分野で多様な製品やサービスを提供する総合印刷会社。目的DNPグループが主にマーケティング関連事業のセールスプロモーション分野において、これまで培ってきた専門性や機能を集約・統合

大日本印刷、光金属工業所の親会社HKホールディングを買収

大日本印刷株式会社(7912、以下:DNP)は、2025年1月31日付で、株式会社光金属工業所(愛知県名古屋市)の完全親会社であるHKホールディング株式会社(愛知県名古屋市)の全株式を、TMCAP2016投資事業有限責任組合(運営会社:ティーキャピタルパートナーズ株式会社、東京都千代田区)等から取得した。DNPは、幅広い事業分野で多様な製品やサービスを提供する総合印刷会社。光金属工業所は、自動車向

大日本印刷、レゾナック傘下のレゾナック・パッケージングを買収

大日本印刷株式会社(7912、以下:DNP)は、2025年2月3日付で、株式会社レゾナック・パッケージングの発行済み全株式を、株式会社レゾナック(東京都港区)から取得したことを発表した。なお、レゾナック・パッケージングは、同日に社名を「株式会社DNP高機能マテリアル彦根」(滋賀県彦根市)に変更する。DNPは、幅広い事業分野で多様な製品やサービスを提供する総合印刷会社。レゾナック・パッケージングは、

大日本印刷、チェンジウェーブグループと資本業務提携

大日本印刷株式会社(7912、以下:DNP)と株式会社チェンジウェーブグループ(東京都港区)は、2024年8月に「仕事と介護の両立支援」の領域で資本業務提携を締結した。DNPは、幅広い事業分野で多様な製品やサービスを提供する総合印刷会社。チェンジウェーブグループは、企業のダイバーシティ&インクルージョン(多様性と包摂)の推進を支援している。目的近年、国内の少子高齢化による労働力不足や企業の人的資本

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・資本業務提携」に関連するコラム

インドネシアで人気のお菓子“TRICKS”がM&Aで日本に上陸(記者発表会見レポート)

広報室だより
インドネシアで人気のお菓子“TRICKS”がM&Aで日本に上陸(記者発表会見レポート)

焼き菓子や珍味類の製造販売を行う銀の汐や、高級米菓の製造販売を行う三州製菓などをグループに持つミクシオホールディングス株式会社(本社:広島県呉市)が、インドネシアの上場会社で多くのヒット製品を持つ菓子メーカー「TAYSBAKERS」との資本業務提携を締結し、「TAYSBAKERS」の主力商品である“TRICKS”の日本独占輸入販売権を取得しました。2023年10月24日(火)に、両社が日本M&Aセ

資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリットをわかりやすく解説

経営・ビジネス
資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリットをわかりやすく解説

企業の競争力を強化するために、一社単独ではなく、複数の企業がそれぞれ持つ経営資源を提供し合い、複合的なシナジー効果を目指す場合があります。このような形態の一つが、資本提携です。本記事では、資本提携の概要、メリットやデメリット、主な流れについて解説します。この記事のポイント資本提携は、企業が資金や技術を提供し合い提携関係を築く手法。一方の企業が相手企業の株式を取得して提携関係を築くケースが一般的。資

【M&A成約事例】兵庫とシンガポール企業のクロスボーダーM&Aを支援

広報室だより
【M&A成約事例】兵庫とシンガポール企業のクロスボーダーM&Aを支援

富永商事ホールディングス(青果卸)がFreshmartSingapore(青果輸入卸)の一部株式を譲受け青果卸の富永商事ホールディングス株式会社(本社:兵庫県南あわじ市/代表取締役社長:富永浩司)は、シンガポールの青果輸入卸「FreshmartSingaporePteLtd」(本社:PandanLoop,Singapore/ManagingDirector:KohChoonKiat)をクロスボーダ

クロスボーダーM&Aとは?手法やメリット・デメリット、流れを具体的に解説

海外M&A
クロスボーダーM&Aとは?手法やメリット・デメリット、流れを具体的に解説

新しい市場への進出や事業の拡大を目指し、多くの企業がクロスボーダーM&A(海外M&A)に取り組んでいます。クロスボーダーM&A活況の流れは、近年中堅・中小企業にも幅広く及んでおり、新たな市場を目指してあらゆる企業がチャレンジしています。特にASEAN地域の企業とのM&Aの増加傾向は顕著です。しかし、海外とのM&Aについては経験やノウハウが少ない、あるいは全くない企業が大多数であるのが実態です。そこ

インドネシア アンボン島出張記

海外M&A
インドネシア アンボン島出張記

皆さん、こんにちは。インドネシア駐在員事務所の河田です。先日、とあるインドネシア企業の現地視察にて、インドネシア東部マルク州の州都であるアンボンに出張してきました。約17,000以上の島で構成されているインドネシアですが、アンボン島もその1つであり、アンボンは、そのアンボン島の主要都市です。なかなか馴染みが無いという人も多いと思いますので、今回はアンボン島と、今回視察してきたインドネシア企業につい

インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

海外M&A
インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

こんにちは、ジャカルタの安丸です。2025年におけるインドネシアのマクロ的な展望につき、私見を交えて解説させていただきます。(今回のこのコラムは、2025年1月8日に作成しています。)2024年の振り返り最初に2024年にインドネシアで起こった重要なイベントを、簡単に振り返ってみたいと思います。2024年はインドネシアにとって、重要なイベントが目白押しの1年でした。新大統領の就任10年振りの大統領

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード