株価算定シミュレーション

富士フイルムホールディングス(4901)、米ゼロックスとの合弁解消 富士ゼロックスを100%子会社化

更新日:

富士フイルムホールディングス(4901)は、ゼロックスコーポレーション(米国、ゼロックス)と、ゼロックスが保有する富士ゼロックス株式会社(東京都港区)の全株式を取得する契約を締結した。

富士フイルムグループは、画像処理、グラフィック、光学の各技術を持ち合わせ事業展開している。

富士ゼロックスは、富士フイルムHDが75%、ゼロックスが25%を出資するドキュメントソリューションカンパニー。日本を含むアジア・パシフィック市場で事業を展開し、大企業、官公庁等の強固な顧客基盤を有している。

本件により、富士フイルムHDは、自社グループが保有する画像処理技術と、富士ゼロックスの言語処理技術や製品開発能力と製造技術など両社の強みを組み合わせることで、メディカル分野への新たなITソリューション展開など、成長領域での企業価値の最大化と欧米市場を含むワールドワイドでの事業拡大を図る。

●今後のスケジュール
取引完了 2019年11月中

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

富士フイルムホールディングスに関連するM&Aニュース

富士フイルムデジタルソリューションズ、Microsoft Dynamics 365導入コンサルティングサービスのPBC社を買収

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(東京都港区)の関係会社である富士フイルムデジタルソリューションズ株式会社(東京都新宿区)は、株式会社パシフィックビジネスコンサルティング(東京都品川区、以下:PBC社)を買収することを発表した。富士フイルムデジタルソリューションズは、PBC社の親会社である株式会社オプテージ(大阪府大阪市)と、同社が保有するPBC社の発行済全株式を取得する株式譲渡契約を締

富士フイルム、米Entegris, Inc.の半導体用プロセスケミカル事業を買収へ

富士フイルム株式会社(東京都港区)は、Entegris,Inc.(米国マサチューセッツ州、以下Entegris社)の半導体用プロセスケミカル事業を買収する。Entegris社のグループ会社で半導体用プロセスケミカル事業を展開するCMCMaterialsKMGCorporation(本社:米国テキサス州以下、KMG社)の発行済全株式を取得するかたち。富士フイルムは、富士フイルムホールディングス(49

富士フイルムビジネスイノベーション、豪州のIT企業MicroChannel社を買収

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(東京都港区)は、MicroChannelServicesPty.Limited(オーストラリアシドニー、以下MicroChannel社)と、そのグループ会社の株式を取得する。本件に関連して、MicroChannel社は3月1日より、社名をFUJIFILMMicroChannelServicesPtyLtdに変更する。富士フイルムビジネスイノベーションは、

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ、子会社の富士フイルムGSテクノを吸収合併へ

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社(東京都港区)は、子会社である富士フイルムGSテクノ株式会社(東京都江東区)を吸収合併する。富士フイルムグローバルグラフィックシステムズが存続会社となり、富士フイルムGSテクノは解散する。本件に伴い、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは、社名を富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社に変更する。富士フイルムグローバルグラフィック

富士フイルム、米Inspirata, Inc.のデジタル病理部門を買収

富士フイルム株式会社(東京都港区)は、Inspirata,Inc.(米国フロリダ州、以下インスピラータ社)のデジタル病理部門を買収する。富士フイルムは、富士フイルムホールディングス(4901)の完全子会社。ヘルスケア、マテリアルズ、イメージング(フォトイメージング、光学電子映像)に関わる製品・サービスの提供を行っている。インスピラータ社は、デジタル病理診断用ソフトウェアのリーディングカンパニー。北

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・子会社・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(本記事は2022年12月に執筆されました。内容は当時の情報です。)(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

「株式譲渡・子会社・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード