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三井製糖(2109)、中国の国有企業グループ・中糧グループの砂糖事業会社を持分法適用関連会社化

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三井製糖(2109)は、中糧糖業遼寧有限公司(遼寧省、中糖遼寧)の持分20%を取得することを決定し、営口北方糖業有限公司(遼寧省、北方糖業)と持分取得に関する契約を締結した。
また三井製糖はあわせて、中糖遼寧の親会社である中糧屯河糖業有限公司(北京市、中糧屯河)、北方糖業及び三井製糖の三社業務提携に関する契約を締結した。

持分取得価額は約22億円。中糖遼寧の持分比率は中糧屯河70%、三井製糖20%、北方糖業10%となる。

本件により、三井製糖は、日本国内で培った精製糖生産技術・品質管理のノウハウを活用し、中糖遼寧の精製糖品質の一層の向上を図る。また、自社の持つ日系企業とのパイプを活かして、中糖遼寧の新たな需要獲得を目指すとともに、シンガポールやタイに存する自社グループ会社との連繋や機能性食材の販売に取組むことで、さらなる事業の拡大を目指す。

●今後のスケジュール
払込期日 2019年1月中旬

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DM三井製糖ホールディングス、子会社のDM三井製糖と和田製糖の業務提携契約を締結し、資本提携に向けた協議へ

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DM三井製糖が、宅配弁当事業を展開するMuscle Deliを子会社化

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三井製糖の子会社ニュートリー、テルモの栄養食品資産を譲受

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三井製糖(2109)と大日本明治製糖が経営統合し、日本甜菜製糖(2108)と資本業務提携へ

三井製糖株式会社(2109)及び大日本明治製糖株式会社(東京都中央区、大日本明治)は、三井製糖と大日本明治との経営統合及び、本経営統合後の持株会社と日本甜菜製糖株式会社(2108、日甜)との資本業務提携に関し協議を開始することをそれぞれ決定した。三井製糖及び大日本明治は、三井製糖を株式交換完全親会社、大日本明治を株式交換完全子会社とする株式交換を行う。株式交換と同時に、三井製糖は、三井製糖の事業を

三井製糖(2109)、三井物産(8031)と共同でシンガポール・中東の精製糖販売会社の全株式取得

三井製糖(2109)は、三井物産(8031)と共同で、SIS’88PteLtd(シンガポール、SIS社)の全株式を取得することを決定し、現在の株主のED&FManHoldingsLimited(オランダ・アムステルダム)との間で株式譲渡契約を締結した。株式所有割合はそれぞれ三井製糖が70.0%、三井物産が30.0%となる。SIS社は、高品質な精製糖を輸入し、個別包装や付加価値を高めた製品を、東南ア

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