株価算定シミュレーション

オリックス(8591)、100%子会社のオリックス・ゴルフ・マネジメントをアコーディア・ゴルフ保有のPEファンドMBKパートナーズに譲渡

更新日:

オリックス(8591)は、100%出資子会社のオリックス・ゴルフ・マネジメント株式会社(東京都港区)をMBKパートナーズに譲渡するとともに、MBKパートナーズのゴルフ事業持株会社の株式持分約5%を取得することで合意した。

オリックスは、会社分割によりオリックス・ゴルフ・マネジメントのゴルフ事業及びゴルフ練習場事業等を新会社に承継させたうえで、当該新会社の全株式をMBKパートナーズが組成した投資目的会社・株式会社MBKP Golf Management(東京都千代田区)へ譲渡する。

オリックスは、ゴルフ事業について30年以上にわたって運営ノウハウを蓄積してきた。現在、オリックス・ゴルフ・マネジメントにおいて全国39カ所のゴルフ場と2カ所のゴルフ練習場を運営しており、その数は業界トップクラス。

MBKパートナーズは、東アジア地域を拠点に活動するプライベート・エクイティ・ファーム。成長投資の一環として株式会社アコーディア・ゴルフを保有する。アコーディア・ゴルフは、全国135カ所のゴルフ場と27カ所のゴルフ練習場を運営しており、ITを活用したサービスを特徴とする。

本件M&Aにより、オリックスは、オリックス・ゴルフ・マネジメントがMBKパートナーズの傘下のもとで、アコーディア・ゴルフと互いの強みを生かして事業シナジーを発揮することが最良と判断した。

●今後のスケジュール
株式譲渡・出資実行日 2019年3月1日

日本M&Aセンターではファンドと提携した専門チームが、高度なコンサルティングサービスを提供しております。 貴社の戦略や経営課題をお伺いし、最適な選択肢を提示いたしますのでお気軽にお尋ねください。

證券・投資・その他金融業界のM&A・事業承継の動向はこちら

オリックスに関連するM&Aニュース

オリックス、アイネットへのTOBが成立

オリックス株式会社(8591)による、子会社であるOFI・01株式会社(東京都港区)を通じた株式会社アイネット(9600)の公開買付け(TOB)が、2025年11月17日をもって終了した。応募株券等の総数(12,907,969株)が買付予定数の下限(10,171,800株)以上となったため成立している。また、本公開買付けが成立したことを受け、スクイーズアウト手続き※として、アイネットの株主をOFI

オリックス、システム開発のアイネットにTOBを実施

オリックス株式会社(8591)は、株式会社アイネット(9600)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。子会社であるOFI・01株式会社(東京都港区)を通じて行われる。アイネットは、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、アイネット株式は上場廃止となる見通し。オリックスグループは、総合リース大手。金融、ICT機器、環境エネルギーなど多角的に事業を展開している。アイネッ

日本生命、株式追加取得によりニッセイ・リースを完全子会社化

日本生命保険相互会社(大阪府大阪市、以下:日本生命)は、2025年9月24日付で、オリックス株式会社(8591)から、ニッセイ・リース株式会社(東京都千代田区)の発行済株式30%を取得し、完全子会社化することについて契約を締結した。日本生命は、生命保険業を営んでいる。ニッセイ・リースは、総合リース・ファイナンスサービス業を行っている。オリックスは、多角的金融サービス業を展開している。背景・目的ニッ

オリックス、グローバル金融サービス企業の米Hilco Tradingを買収

オリックス株式会社(8591)は、ORIXCorporationUSA(米国ニューヨーク州)が、HilcoTrading,LLC(米国イリノイ州、以下:Hilco社)の発行済み株式の71.4%を取得することを決定し、同社と持分譲渡に関する契約を締結したと発表した。同社は、2025年5月12日付で「HilcoTrading社のLLC持分の過半数取得(子会社化)に向けた覚書締結に関するお知らせ」を公表

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・ファンド・PEファンド」に関連するコラム

事業承継ファンドとは?仕組みや後継者不足の解決策を解説

事業承継
事業承継ファンドとは?仕組みや後継者不足の解決策を解説

企業経営者の高齢化が進み、「後継者がいない」「事業を継ぐ人材が見つからない」などの悩みを抱える中小企業が増えています。自社の将来を考える経営者にとって、事業承継は避けて通れない重要なテーマです。こうした状況の中で、多くの企業が関心を寄せているのが、ファンドを活用した事業承継です。単なる資本提供や買収とは異なる支援のあり方が評価されつつあり、全国で導入事例も増加しています。この記事では、事業承継ファ

PEファンドが譲受ける中堅・中小企業の条件とは?

M&A全般
PEファンドが譲受ける中堅・中小企業の条件とは?

日本M&Aセンターのファンド部が、事業承継や会社の発展のためにPEファンドという選択肢があることを、会社経営者の皆様、関係者様に向けて定期的にYouTube動画でご紹介しています。本記事では、動画の内容を編集してお届けします。日本M&Aセンターではファンドと提携した専門チームが高度なコンサルティングサービスを提供しております。詳細ページより、専門チームまでお問合せください。PEファンドを活用したM

逆境に負けないお菓子メーカー「フジバンビ」のチャレンジ

広報室だより
逆境に負けないお菓子メーカー「フジバンビ」のチャレンジ

九州・熊本のお土産菓子として有名な「黒糖ドーナツ棒」。百貨店やスーパーマーケットなどで開かれる九州フェアや物産展で目にした方も多くいるはずです。外はサックリ、中はしっとりな食感と優しい黒糖の甘みが特徴で、熊本市に本社を構える菓子メーカー「株式会社フジバンビ」の主力商品です。創業70年を超える老舗は2018年、PEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)である日本投資ファンド(J-FUN)と資

当社初のファンド関連書籍が12月17日発売『事例で学ぶPEファンドを活用した中小企業のM&A』著者代表インタビュー

M&A全般
当社初のファンド関連書籍が12月17日発売『事例で学ぶPEファンドを活用した中小企業のM&A』著者代表インタビュー

日本M&Aセンターは、PEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)とのM&A仲介の専門家集団として2014年にファンド部を起ち上げました。PEファンドとのM&Aにおいては国内随一の実績を持つファンド部が今回、当社初のファンド関連書籍『事例で学ぶPEファンドを活用した中小企業のM&A』を発売しました。著者代表としてファンド部部長の能登雄太、宮森智基、萩原駿也に読みどころを聞きしました。(写真左

PEファンドとは?VCとの違い、仕組み、中小M&Aでの活用を紹介

M&A全般
PEファンドとは?VCとの違い、仕組み、中小M&Aでの活用を紹介

事業承継をM&Aで行う場合は、自社株を譲受企業に譲渡しなければなりません。その結果、譲受企業は親会社となり、自社は譲受企業の子会社として新たに事業を継続していくことになります。しかし自社株の売却先は譲受企業だけではありません。譲受企業以外にも、ファンドに売却することによって事業承継を成立させることもできます。この事業承継で活用できるファンドとして、PEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)

中堅企業M&Aマーケットで存在感を増すプライベート・エクイティ・ファンド

M&A全般
中堅企業M&Aマーケットで存在感を増すプライベート・エクイティ・ファンド

ファンドへの譲渡案件が増加M&Aの相手先としてPEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)(以下、ファンド)を選択する経営者が増えている。日本M&Aセンターにおいても、ファンドを買手とした案件数は成約ベース、検討ベースともに年々増加している。下記グラフをご覧いただきたい。ファンドの関与案件は、取引金額ベースでは2008年のリーマンショックをピークに減少しているが、案件数ベースではむしろ増加傾

「株式譲渡・ファンド・PEファンド」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード