株価算定シミュレーション

デンソー(6902)、パイオニア(6773)よりFA事業子会社・東北パイオニアEGの全株式取得

更新日:

デンソー(6902)は、パイオニア(6773)との間で、同社連結子会社である東北パイオニア株式会社(山形県天童市)が所有する東北パイオニアEG株式会社(同市)の全株式を取得することに合意した。
取得価額は10,900百万円。

デンソーは、昨年策定した2025年長期構想において「FAシステムソリューション事業」を掲げている。ロボットなどを活用した自動化工程に加え、IoTを活用したFAシステムの提供も視野に入れている。

東北パイオニアEGは、ファクトリー・オートメーション(FA)事業を行っている。

本件M&Aにより、デンソーグループは、世界130工場で自動化工程を導入してきた自社グループの経験値と、FA生産システムを提供してきた東北パイオニアEGの産業全般にわたる実績を掛け合わせることで、FAシステムソリューション事業の発展を図る。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 2018年12月1日

輸送用機械・部品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

デンソーに関連するM&Aニュース

デンソー、カーエアコン用ホース・配管事業の譲渡に向けマルヤス工業と基本合意

株式会社デンソー(6902)は、マルヤス工業株式会社(愛知県岡崎市)との間で、デンソーのカーエアコン用ホース・配管事業の譲渡に関する検討を開始することで基本合意した。デンソーは、グローバルな自動車部品メーカーで、先進的な自動車技術、システム・製品を提供している。マルヤス工業は、自動車部品を中心に、熱交換技術や成型・加工技術を核とした幅広い事業を展開している。背景・目的本事業譲渡の対象となる、カーエ

デンソー、オランダのトマト種苗メーカーAxia Vegetable Seedsを買収

株式会社デンソー(6902)は、AxiaVegetableSeedsB.V.(オランダ)の全株式を取得した。デンソーは、グローバルな自動車部品メーカーで、先進的な自動車技術、システム・製品を提供している。AxiaVegetableSeedsは、種苗メーカー。世界トップクラスの育種に関する専門知識を活用し、高い耐病性、優れた味、高品質、高収量を兼ね揃えたトマトの種苗を開発してきた。目的本件M&Aによ

デンソー、ニッパの全株式を日本みらいキャピタルに譲渡

株式会社デンソー(6902)は、グループ会社である株式会社ニッパ(静岡県磐田市)の全株式を、日本みらいキャピタル株式会社(東京都千代田区)運営のファンドが全額出資する特別目的会社(株式会社ニッパホールディングス、以下:ニッパHD)へ承継することを決定した。なお、2024年9月30日付承継(デンソーが保有するニッパの全株式の譲渡)、ならびに2024年10月1日付のニッパHDによるニッパの完全子会社化

シャープ、パイオニアとの合弁会社の保有株式を同社に譲渡し合弁解消へ

シャープ株式会社(6753)は2024年3月13日、パイオニア株式会社(6773)との合弁会社であるパイオニアデジタルデザインアンドマニュファクチャリング株式会社(東京都文京区、以下「PDDM社」)の株式をPDDM社に譲渡し、合弁を解消することとして、パイオニア社と合意した。合弁解消の理由シャープとパイオニアは、両社が保有する光ディスク関連の経営リソースを活用して事業を拡大すべく、2009年6月に

この記事に関連するタグ

「株式譲渡」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

M&A全般
買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

買収されるとどうなる?生じる変化とは企業買収されると、会社の存続のほか、社員や取引先への影響が懸念されますが、中小企業のM&Aでは株式譲渡のスキームで、会社の法人格がそのまま存続するケースが一般的です。譲受け企業(買い手)の方針にもよりますが、会社の法人格だけでなく、事業用の機械設備、取引先、顧客、従業員などもそのまま引き継がれるケースが多く見られます。友好的買収がほとんどを占める中小企業のM&A

「株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード