会社売却先シミュレーション

フューチャー(4722)、横河電機(6841)傘下の製造業向けITソリューション事業会社ワイ・ディー・シーを子会社化

更新日:

フューチャー(4722)は、横河電機(6841)から株式会社ワイ・ディー・シー(東京都府中市)株式の一部を取得することを決定し、株式譲渡契約を締結した。
本件により、ワイ・ディー・シーはフューチャーの特定子会社となる。
取得価額は2,025百万円。議決権所有割合は75%となる。

また、フューチャーは横河電機以外の株主が保有するワイ・ディー・シー株式の全部または一部についても本件と同時に取得する予定。
最大取得総額は概算2,197百万円。議決権所有割合は最大で81%まで高まる。

フューチャーは、グループ会社であるフューチャーアーキテクト株式会社において経営戦略・業務改革・システム改革の3つの視点を踏まえたITコンサルティングを提供している。現在、製造業向けソリューションの拡充に取り組んでいる。

ワイ・ディー・シーは、YOKOKAWAグループのITサービス企業として、製造業向け基幹システム、基盤技術サービス、品質情報統合解析ソリューションなどITソリューション事業を手掛けている。

本件により、フューチャーグループは、ワイ・ディー・シーが持つ製造業に関する業務知識やITサービスのノウハウを取り入れることで、より高付加価値のサービスを創出し、グループのさらなる発展を目指す。

●今後のスケジュール
株式取得日 平成29年1月5日

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A・事業承継の動向はこちら

フューチャーに関連するM&Aニュース

フューチャー、キュリオシティを連結子会社化へ

フューチャー株式会社(4722)は、子会社であるフューチャーインベストメント株式会社(東京都品川区)が、株式会社キュリオシティ(東京都渋谷区)の全株式を取得し連結子会社化することを決定した。フューチャーは、ITコンサルティングとビジネスイノベーション等を行うグループの持株会社。フューチャーインベストメントは、有価証券の保有、運用、投資業務を行っている。キュリオシティは、商業デザイン・工業デザインの

フューチャーインベストメント、ネイロ及びネイロエージェントの株式取得、子会社化へ

フューチャー株式会社(4722)は、子会社であるフューチャーインベストメント株式会社(東京都品川区)がネイロ株式会社(東京都新宿区)およびネイロエージェント株式会社(東京都新宿区)の全株式を取得し連結子会社化することを決定した。フューチャーは、ITコンサルティングとビジネスイノベーションにて事業展開しているグループの持株会社。フューチャーインベストメントは、有価証券の保有、運用、投資業務を行ってい

フューチャー、認知症医療領域に集中したICT企業である日本テクトシステムズと資本業務提携

フューチャー株式会社(4722)は、日本テクトシステムズ株式会社(東京都港区)と資本業務提携を締結した。フューチャーは、グループ経営戦略、新事業・サービスの企画立案を行っている。日本テクトシステムズは、認知症医療領域に集中したICT企業。AIを活用して、実現可能な早期発見体制を構築に取り組んでいる。今回の研究では、日本テクトの「SHINRIシリーズ」「MRI-TAISEKI」を中核として得られるデ

フューチャー(4722)の子会社が、イノベーション・ラボラトリの全株式取得、子会社化

フューチャー(4722)は、子会社のフューチャーインベストメント株式会社(東京都品川区)がイノベーション・ラボラトリ株式会社(東京都台東区、i.lab)の全株式を取得し、連結子会社化することを決定した。i.labは、イノベーション創出・実現のためのコンサルティングファームとして、東京大学i.schoolディレクター陣によって創業。東京大学i.schoolが、世界中のイノベーション教育機関の知見を踏

フューチャー(4722)、婚活支援アプリ「マッチラウンジ」運営会社・マッチアラームの全株式取得

フューチャー(4722)は、100%子会社であるフューチャーインベストメント株式会社が、マッチアラーム株式会社(東京都港区)の全株式を取得することを承認し、株式譲渡契約を締結した。フューチャーグループの東京カレンダー株式会社は、月刊誌「東京カレンダー」および「東京カレンダーWEB」を通じて、首都圏を中心とした、可処分所得の高いハイステータスな男女を多く顧客に持つメディア企業。昨年より読者イベントを

この記事に関連するタグ

「株式譲渡」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

M&A全般
買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

買収されるとどうなる?生じる変化とは企業買収されると、会社の存続のほか、社員や取引先への影響が懸念されますが、中小企業のM&Aでは株式譲渡のスキームで、会社の法人格がそのまま存続するケースが一般的です。譲受け企業(買い手)の方針にもよりますが、会社の法人格だけでなく、事業用の機械設備、取引先、顧客、従業員などもそのまま引き継がれるケースが多く見られます。友好的買収がほとんどを占める中小企業のM&A

「株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード