M&Aニュース

パナソニック(6752)、米冷蔵ショーケースメーカー ハスマン社を子会社化

更新日:

パナソニック株式会社(6752)は、米国のHussmann Corporation(ハスマン社)の全株式を所有するHussmann Parent Inc.(同国)の全株式を取得し、子会社化することについて、Hussmann Parent社及び同社の株主代表であるClayton, Dubilier&Rice, LLCと契約を締結した。
本件取引は、パナソニック ノースアメリカ株式会社が本件取引のために米国デラウェア州に設立した特別目的子会社をHussmann Parent 社と合併させる逆三角合併方式で行う。取得価額はアドバイザリー費用等を含めて概算で1,866億円。

パナソニックは現在、食品流通事業に注力しており、その中心商材であるスーパーマーケットやコンビニエンスストア向けの冷凍・冷蔵ショーケースにおいて、日本を含むアジアを中心に事業展開している。
ハスマン社は、米国におけるトップシェアのショーケースメーカーの一つ。

パナソニックは本件により、ハスマン社の顧客掌握力や保守・サービス力と、パナソニックの保有する幅広い技術や商品群を相互活用し、米国のみならずその周辺地域でも事業拡大を図る。

●今後のスケジュール
取引実行日 2016年4月1日

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

電子部品・機械器具製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、電子部品・機械器具製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

パナソニック ホールディングスに関連するM&Aニュース

パナソニックコネクト子会社の米ブルーヨンダー、米ワンネットワークを約1270億円で買収へ

パナソニックコネクト株式会社(東京都中央区)の100%子会社でサプライチェーンのリーディングソリューションプロバイダーであるBlueYonder(米国アリゾナ州)は、サプライチェーンを根本的に変革する取り組みを続けており、2024年3月29日、米国OneNetworkEnterprises(OneNetwork)社を約8億3,900万ドル(約1,270億円*)で買収する契約を締結したことを発表した

トヨタ自動車、プライムアースEVエナジーを完全子会社化へ

トヨタ自動車株式会社(7203、以下「トヨタ」)は、車載用電池の量産体制を強化するため、プライムアースEVエナジー株式会社(静岡県湖西市)を完全子会社化することを、パナソニックホールディングス株式会社(6752、以下「パナソニックHD」)と合意した。3月下旬の完全子会社化を予定している。プライムアースEVエナジーは、1996年12月にパナソニックEVエナジー(株)として設立(出資比率はトヨタ40%

パナソニックHD、オートモーティブ事業会社の一部株式を米ファンドに売却へ

パナソニックホールディングス株式会社(6752、以下パナソニックHD)は、ApolloGlobalManagementInc.(米国ニューヨーク)のグループ会社(以下、Apollo)と、子会社のパナソニックオートモーティブシステムズ株式会社(以下、PAS)の事業に関して、共同パートナーになることに基本合意した。今回の合意に基づく取引が実現すれば、パナソニックHDが現在100%保有するPASの株式の

パナソニックHD、樹脂サッシを扱うエクセルシャノンを連結子会社化へ

パナソニックホールディングス株式会社(6752、以下パナソニックHD)は、株式会社エクセルシャノン(東京都中央区)への出資比率を49%から66%へ引き上げ、連結子会社化することを決定した。パナソニックHDは、グループにて電子機器や産業用機器の製造販売、情報処理サービス提供等の事業などを展開している。エクセルシャノンは、株式会社トクヤマ(東京都千代田区)の完全子会社として設立された、樹脂サッシ専業メ

パナソニック 空質空調社、Systemair ABの業務用空調事業を1億ユーロで買収

パナソニック株式会社空質空調社(東京都港区)は、SystemairAB(スウェーデンシンスカッテベリ市、以下システムエア社)の業務用空調事業を1億ユーロで買収する。システムエア社で業務用空調事業を展開する、傘下のシステムエアS.r.l.、テクネアS.p.A、システムエアACSASの発行済全株式を取得するとともに、販売会社SystemairGmbH(ドイツ・フランクフルト)の空調部門従業員を移籍させ

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

株式譲渡とは?M&Aにおけるメリット、手続き、税金を解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおけるメリット、手続き、税金を解説

中堅・中小企業のM&Aで、最も多く用いられるスキームが株式譲渡です。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続きの流れ、税金についてM&Aに精通した税理士がご紹介します。日本M&Aセンターは株式譲渡をはじめ、様々なスキームのM&Aを経験・実績豊富なチームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお尋ねください。M&A・組織再編に関するご相談はこちらから株式譲渡とは株式譲渡は、譲渡対象企

小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

海外M&A
小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

本記事では、ベトナムでのM&Aの特徴と代表的な課題について解説します。(本記事は2022年に公開した内容を再構成しています。)比較的に小粒である、ベトナムM&A案件ベトナムのM&A市場は、ここ数年は年間平均300件程度で推移、Out-Inが全体投資額の約6~7割を占め、その中で日本からの投資件数はトップクラスです(2018年:22件、2019年:33件、2020年:23件)。興味深いことに、1件当

インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

海外M&A
インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

本記事では、クロスボーダーM&Aで最も重要であるPMIについて、インドネシアの場合を用いてお話しします。(本記事は、2022年に公開した記事を再構成しています)M&Aのゴールは“成約”ではありません。投資側の日本企業と投資を受ける海外の現地企業両社が、思い描く成長を共に実現できた時がM&Aのゴールです。特にインドネシア企業とのM&Aは、他のASEAN諸国と比較しても難易度は高く、成約に至ってもそれ

海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

海外M&A
海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

近年アジアなど成長著しい市場をターゲットに、海外M&Aを検討する中堅・中小企業は増えております。しかし、海外M&Aでは日本国内で実施するM&A以上にノウハウが不足していることが多く、海外M&Aを実施するハードルが高いと言わざるを得ません。そこで本記事では、日本M&Aセンター海外事業部の今までの経験を踏まえて、海外M&Aの内容や実施される目的、またメリットや注意点・リスクなどさまざまなポイントについ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2015年12月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード