会社売却先シミュレーション

セコム(9735)、豊田自動織機(6201)よりアサヒセキュリティの株式を取得

更新日:

セコム株式会社(9735)は、株式会社豊田自動織機(6201)が保有する株式会社アサヒセキュリティ(東京都港区)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。取得価額は81,000 百万円。

セコムは現金護送サービスでは金融機関向けのATM 現金回収/補填サービスに重点を置いた事業展開を行っている。
アサヒセキュリティは小売業や外食業等といった金融機関以外を対象とした集配金サービスにおいて業界における高いプレゼンスを有している。

セコムとは異なるアサヒセキュリティの顧客ネットワークや24時間対応の集配金センター等のサービスと、セコムの事業基盤を協働することで、両社はサービスレベルの向上を図る。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 平成27年12月1日

警備業界のM&A・事業承継の動向はこちら

セコムに関連するM&Aニュース

セコム、データセンター向け警備のシンガポールAVTEL社を買収へ

セコム株式会社(9735)は、AVTELHoldings(Pte)Ltd.(シンガポール、以下:AVTEL社)を、株式買取により完全子会社化すると発表した。セコムグループは、セキュリティ事業を中心に、防災事業、メディカル事業、保険事業、地理空間情報サービス事業、BPO・ICT事業を展開している。AVTEL社は、グローバルセキュリティSI(※1)企業で、APAC(※2)・EMEA(※3)地域を中心に

トヨタグループが豊田自動織機をTOBで取得

トヨタグループのトヨタ不動産株式会社は、同社やトヨタ自動車を中心とする陣営が、今後設立する株式会社を通じ、株式会社豊田自動織機(6201)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得することを決定した。豊田自動織機は、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、豊田自動織機の株式は上場廃止となる見通し。トヨタ不動産は、不動産の開発・賃貸・運営管理ならびに有価証券等への投資を行っている。豊田自動

豊田自動織機、シーメンス傘下のドイツSiemens Logistics社を買収

株式会社豊田自動織機(6201)は、子会社であるVanderlande社(オランダ・ブラバント州)が、Siemens社の子会社であるSiemensLogistics社(ドイツ・バイエルン州)および同関連会社(総称して以下:SiemensLogistics社)の発行済株式100%を取得することを2024年10月31日に決定し、株式譲渡契約を締結した。なお、本株式取得には、独占禁止法当局などによる承認

セコムと伊藤忠商事、パスコに対し共同でTOBを実施へ

セコム株式会社(9735)および伊藤忠商事株式会社(8001)は、共同公開買付契約し、測量サービスを手がける株式会社パスコ(9232)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。買い付け価格は1株につき2,140円で、総額は約87億円。TOB完了後、パスコは上場廃止となる見通し。買付け期間は、2024年9月6日(金)から2024年10月22日(火)までの30営業日。セコムの保有率

この記事に関連するタグ

「株式譲渡」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

M&A全般
買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

買収されるとどうなる?生じる変化とは企業買収されると、会社の存続のほか、社員や取引先への影響が懸念されますが、中小企業のM&Aでは株式譲渡のスキームで、会社の法人格がそのまま存続するケースが一般的です。譲受け企業(買い手)の方針にもよりますが、会社の法人格だけでなく、事業用の機械設備、取引先、顧客、従業員などもそのまま引き継がれるケースが多く見られます。友好的買収がほとんどを占める中小企業のM&A

「株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード