韓国の中小企業M&Aについて

斎藤 弘樹

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日本M&Aセンターは、2024年3月28日、韓国のKorea M&A Exchange co.,LTD(所在地:ソウル / 代表:イ・チャンホン / URL:https://kmx.kr/en/)に出資を行うことを決定しました。

Korea M&A Exchange は、急成長する韓国のM&A市場の需要に応えるため、中小企業のM&A仲介およびコンサルティングサービスを提供しています。

プレスリリース:韓国のM&A仲介会社Korea M&A Exchangeに出資 https://www.nihon-ma.co.jp/magazine/preview/columns/2024/x20240327-992/1065

本記事では、今後さらに需要が高まることが予想される、韓国の中小企業M&Aの状況についてお話します。

(以下は2023年4月に公開した記事を再構成しています)

韓国の事業承継問題について

韓国も日本同様、もしくはそれ以上に少子高齢化が進んでおり、それに伴って経営者の高齢化および後継者不在問題が顕在化してきています。
韓国ベビーブーム世代(1955年~1963年生まれ)の創業者の引退時期が近づいてきていることもあり、今後後継者問題に悩む経営者が多く出てくるものと思われます。

韓国における65歳以上の人口

韓国における65歳以上の人口推移 出典:韓国統計庁のデータを基に日本M&Aセンター作成 https://kosis.kr/

まさに日本で今起きていることが、近い将来韓国でも起きるということで、日本M&Aセンター代表取締役社長の三宅による提言も韓国のメディアに取り上げられました。

중앙SUNDAY「기업 후계자 없어 문 닫으면 국가 경제에도 악영향(後継者不在による企業の閉鎖は国家経済にも悪影響)」
https://www.joongang.co.kr/article/23510495
※カッコ内の日本語は日本M&Aセンターによる記事の見出しの日本語訳

日本M&Aセンターの取り組み

日本M&Aセンターでは、韓国政府系金融機関の韓国産業銀行と業務提携を開始するなど、韓国のM&A情報の収集を始めております。

参考:産業銀、日本M&Aセンターと業務提携 (アジア経済ニュース)
https://www.nna.jp/news/1897585

また、韓国企業からの問い合わせも増えております。韓国のM&A情報にご関心のある方はぜひお問合せください。

日本M&Aセンターの海外・クロスボーダーM&A支援

日本M&Aセンターでは、中立な立場で、譲渡企業と譲受企業双方のメリットを考慮にいれたM&Aの仲介を行っております。また、日本企業による海外企業の買収(In-Out)、海外企業による日本企業の買収(Out-In)、海外企業同士の買収(Out-Out)も数多く手掛けてまいりました。
海外進出や事業継承に関するお悩みはいつでもお問い合わせください。

「海外・クロスボーダーM&A」って、ハードルが高いと感じていませんか?  日本M&Aセンターは、海外進出・撤退・移転などをご検討の企業さまを、海外クロスボーダーM&Aでご支援しています。ご相談は無料です。

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中堅企業の存在感が高まるASEAN地域とのクロスボーダーM&Aの動向、主要国別のポイントなどを、事例を交えて分かりやすく解説しています。
日本M&Aセンターが独自に行ったアンケート調査から、海外展開に取り組む企業の課題に迫るほか、実際の成約データを元にしたクロスボーダーM&A活用のメリットや留意点もまとめています。

プロフィール

斎藤 弘樹

斎藤さいとう弘樹ひろき

一橋大学卒業後、外資系金融機関入社。2012年日本M&Aセンター入社以降、地域金融機関と数多くのM&Aに携わり、後継者に悩んでいる、または更なる成長を志向する経営者に、M&Aという手段で会社の継続と発展を支援している。

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